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EVENT REPORT -イベントレポート-

 穏やかな日差しと暖かい気候に包まれた4月27日、「AGESTOCK2015 in 赤坂BLITZ」が行われた。開場とともにたくさんの人が赤坂BLITZに足を踏み入れた。 オープニングアクトは加治ひとみによるアーティストライブ。披露してくれた曲は『共犯者』と『タイムマシン』。会場に入った観客は皆、彼女の美声に聞き入った。 オープニングアクトが終わり、会場のBGMが次第に大きくなると暗転。オープニング映像が流れると観客席は盛り上がりを見せた。ここで、MCのハンプティダンプティが登場。彼らのトークが会場に笑いを呼んだ。

 最初のコンテンツ『Prologue』。初めにジャグリングが登場。華麗なジャグリング捌きで会場を魅了する中、パフォーマーの一人が道具を落とした途端会場は暗くなり、サイレンが響き渡る。 そしてどこかで聞いたことのあるゲームの音楽が次々に流れ始めた。「ようこそ、ゲームの世界へ」の声と共に、先程の楽しい雰囲気とは一変、会場は緊迫した雰囲気に。再びジャグリングが登場し、次に和太鼓、フリースタイルバスケットボールが登場。 3つとも光る道具を使った幻想的なパフォーマンスで会場をゲームの世界へと導いた。そして天の声から、「ゲームの世界から抜け出すには3つのカセットをクリアしてもらう」とミッションを言い渡される。

 1つ目のカセットは『UNLOCK』。最初に登場したのは、それぞれジャンルの異なる学生ダンサーたち。学生とは思えないほどのハイクオリティなパフォーマンスに観客は圧倒された。 そして、次に登場したのはギター、バイオリン、ヒューマンビートボックスという普段は全く組み合わさることのない3つの楽器のコラボレーション。こちらもハイクオリティな演奏に観客達はみな聞き入っていた。 最後はダンサーと演奏者が一緒にステージに上がり、それに加えて映像と普段は見ることのできないパフォーマンスのコラボレーションが観客を魅了した。パズルがUNLOCK(解除)された時、会場は拍手で湧き上がった。

 2つ目のカセットは『笑人KINGDOM』。この国は笑いの頂点に立つものが国の王になることができる。そこで国の後継者を決めるために、学生芸人のお笑いバトルが繰り広げられた。 『グータン』『バガリア』『胸板ワールドワイド』3組とも自慢の持ちネタを披露し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。観客の投票で、『胸板ワールドワイド』が後継者に決まった。

 2つ目のカセットがクリアしたところでゲーム機にウイルスが発生。男子チアの『SHOCKERS』が登場した。懐かしのおジャ魔女どれみの歌に合わせて、男子ならではの迫力のあるチアリーディングパフォーマンスを見せてくれた。

 3つ目のカセットは、『Skip Beats』。ステージに現れたモンスターを、会場にいる人の掛け声、ダンス、ジャンプによって撃退するというコンテンツ。DJに合わせて、様々なダンスが繰り広げられる。 会場にいる人も『学園天国』に合わせて掛け声をかけたり、スクリーンに映る振付を見ながら踊ることで、観客から出演者へと変わった。最後は大きな風船をモンスターにぶつけ、会場のテンションも最高潮に。

 ここで、SMBC日興証券様から新入生に知っておいてもらいたいお金にまつわる失敗談をご紹介しながら、お金についての話のコーナー。大学生が4年間で使うお金のことや、大学卒業後のお金のことについての講義があり、お金の使い方についてもう一度見直す機会を与えてくれた。

 そしてイベントのラストを飾る東京女子流のアーティストライブ。

 彼女たちがステージに上がると、客席はピンクのサイリウムで光り始める。まず最初に、デビューシングルである『キラリ☆』を披露。そして2曲目は『Partition Love』。曲調、歌詞にあった大人らしいセクシーなダンスが観客を魅了した。 続く3曲目は『Don’t be cruel』。そして、4曲目の『exsistence』。メンバーのそろったダンスに観客の掛け声もあり、会場は更に盛り上がったところで五曲目の『LIFE SIZE』。ダンスと観客の掛け声が揃い、会場の盛り上がりは最高潮に。 メンバーの「盛り上がる準備はOKですかー?」の声かけと共に最後の曲『Attack Hyper Beat Pop』が始まる。タオルを回すパフォーマンスで会場が一体感に包まれた。

5月5日で5年を迎えた彼女たちの一生懸命な歌やダンスは、見る人に大きな夢を与えたに違いない。

 すべてのコンテンツが終了すると共に、「AGESTOCK2015 in 赤坂BLITZ」はフィナーレを迎える。出演パフォーマーが再びステージに上がると、会場からは拍手と声援が響き渡る。それに引き続き、AGESTOCK2015実行委員会の学生たち、最後に代表の吉田成也がステージの中央に登場する。

「AGESTOCK実行委員会は、今年で設立10年目を迎えます。これからも、『学生の熱意は、限りない可能性を持つことを証明する』為に、僕らは全力で、走り続けます。」

さらに、今年の11月に行われるAGESTOCK2015の会場が《TOKYO DOME CITY HALL》であることを発表。

「本日このイベントへ携わって下さったすべての方、ご来場して下さったお客様、今後ともどうかAGESTOCK実行委員会を宜しくお願い致します。本日は、本当に有難う御座いました。」

ステージ上の学生全員が頭を下げるとともに、スクリーンにエンディングが映し出される。

観客の拍手と声援の中、こうして「AGESTOCK2015 in 赤坂BLITZ」は幕を閉じた。

これからもAGESTOCKは「学生の熱意は、限りない可能性を持つことを証明する」為に、全力で走り続ける。