【インタビュー記事】「AGESTOCK2018 Summer Edition」の始まりから終わり、そしてこれから

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先月8/16(木)にマイナビBLITZ赤坂で開催された「AGESTOCK2018 Summer Edition」このイベントは我らがAGESTOCKが開催したイベントである。イベントは世の中に何百とあるが、その裏側、主催者の想いというのはなかなか表に出ないもの。
そこで今回は、このイベントの開催から終わりに至るまでをAGESTOCKの現代表、晒名駿(明治大学3年)にインタビュー形式で見ていくことにする。

 

 

Q.そもそもなぜこのイベントを開催しようと思ったのか?
(晒名)一番の理由は、13年間続いているこの団体に新しい風を吹かせたかったから。

「新しいことでも挑戦すれば実現する」ということを団員みんなに見せたかった。
また、イベント内で学生アーティストNo1決定戦(コンテスト)を行なったのだが、コンテストを開催することによって、より多くの大学生をイベントに巻き込みたかった。
あとは、自分含め、幹部陣の中で「統一感のある、振り切ったイベントをやってみたい。
自分たちが好きな『音楽』で、イベントをやってみたい。」という想いが結成当初から強くあり、イベント開催に踏み切った。

 

Q.イベントの制作過程はどういったものだったのか?
(晒名)全てが初めての取り組みで、苦労もたくさんあった。

まずは、コンテスト「Next Age Music Award2018」の審査員として、ソニー・ミュージックアーティスツに協力を依頼したり、コンテストのエントリーサイトとして、アマチュアバンドのプラットホームである「Eggs」や、ヤマハミュージックジャパン株式会社駆け込みで営業をかけたりもした。しっかりとしたコンテストにするためには、エントリー数を確保しなければならなかったため、アマチュアバンドにとって一番馴染みの深いEggsに協力をお願いすることに決めた。最終的に、200組以上のエントリー数を獲得できた。
エントリー後、書類・音源での一次審査で約200組を27組に、スタジオ実技による二次審査で27組を
5組に、そして最後にイベント当日の決勝戦でグランプリを決定した。
審査の傍ら、ゲストアーティスト・MCの選定や、チケットやパンフレットのデザイン制作、イベント当日の運営・進行のための準備等も行なっていた。

 

Q.イベント当日、代表はどんなことをしていたのか?
(晒名)開場前は運営周り(搬入口、ブース等)を各所確認していたり、ゲスト・MCの対応など

幅広く足を動かしていた。企業様への挨拶回りも仕事に一つである。
開演すると、ソニー・ミュージックアーティスツの方と一緒に審査員席に座り、コンテストファイナリストのライブを観て審査をしていた。
終演後は、ソニー・ミュージックアーティスツの方や、Eggs(株式会社レコチョク)の方にお礼をし、撤収の準備に追われていた。

 

 

Q.今回優勝したアーティスト(Foi)はどのような方であったか?
(晒名)今回審査員として初めてコンテストの審査を経験したのだが、ファイナリストの5組みんなの
レベルが高く、甲乙つけるのが非常に難しかった。ただ、当日ステージを見ていて、会場の空気を変えたのがFoiさんだった。アコースティックギター一本でステージに立ち、観客全員を釘付けにしていた。楽曲も、一つの物語を聞いているかのようなストーリー性溢れるもので、キャッチーな歌詞が頭から離れない。これまでの二次審査などでも少しお話をさせていただいたが、とても気さくな方で、このコンテストを通じて自分もファンの1人になった。

 

Q.このイベントの満足度は5段階でいくつ?
(晒名)個人的には5。自分のやりたいことはやりきれて、表現したいことは表現しきれたため。

客観的に見れば3。集客などにまだまだ課題がある。

 

Q.このイベントを受けて、今後のAGESTOCKの展望はあるか?
(晒名)初めにも言ったが、このイベントを通じて団員みんなに、また来てくれた同世代の人たちに「同じ大学生でもこれだけ新しいことに挑戦できるのだから、自分も頑張ってみよう」と思ってもらえていたら嬉しい。また、今回コンテストを開催して多くの大学生を巻き込むことができたり、新規での営業の成功事例が残せたりしたので、そういったことは次の世代に引き継いでいきたい。

今後のAGESTOCKが、型にはまらず、自由に自分たちのやりたいことを通じて同世代に流行と文化を作ることができる場所になってもらえるように、今年度は残り二つの
イベント(11/3,4「AGESTOCK2018 in 早稲田祭」、12/1,2「AGESTOCK2018 in TOKYO DOME CITY HALL」)を成功させたいと思う。
要するに、AGESTOCKをもっと面白い「大学生の居場所」にする。

 

 

いかがだっただろうか。普段耳にすることのない裏側の話が聞けたのではないか。
今後も、AGESTOCKの活動、イベントに目が離せない!!!

 

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