2024年9月29日(日)下北沢 DaisyBarにて大学生主催の対バンライブ「Next Age Music -vol.2-」が開催されました。
今回は、本イベントの一番手として観客に青春をぶつけた南無阿部陀仏のステージレポートをお届けします。
イベント前のインタビュー記事はこちらから!
南無阿部陀仏 ステージレポート
会場の雰囲気を一気に引き上げる圧倒的ステージ
Next Age Music -vol.2-の一音目は『応援歌』。南無阿部陀仏の誰一人として置いていかずにあなたを肯定する、困ったときはいつでも“ここ”で一緒に生きてくれるような、そんな暖かさのあるステージが始まった。
自分を信じれば いつかは報われるさ
学生主催のイベントで、自分を信じて前を向けと真っすぐなエールを送る。
続いて、『アドベンチャークルージングパーティー』、『ONE LIFE』とハイスピードなライブ定番曲で観客の心をぐっと掴む。
まっすぐ純粋な声であなたへと唄を届ける前田錬。さわやかな笑顔ながらも力強いギターを鳴らすそーや。安定感のある深いドラムでしっかりとサウンドを支えるアントニー大輝。高校時代からバンドを続けているからか、弾けるパワーの中にどこか安心感のあるステージだ。
「南無阿部がいれば大丈夫!」と毎日頑張るあなたへ届けた。
「学生が俺たちとDaisycallを呼んでくれた。まじでセンスあると思います。ありがとう!1バンド目だからって遠慮はしません。よろしくお願いします!」と思いをのせ『怒力』、『愛別離苦』へ。
今年7月に新たに再始動した南無阿部陀仏の復帰曲である『怒力』は、夢を追いながらバンド活動を続け、様々な経験を積んできたからこそ生み出すことのできる楽曲ではないか。彼ら自身がこれからも努力をし続けるとの意思表示にも聞こえた。
学生に向けたスペシャルステージ
「文化祭とかの何か一つの目標に向かって一つのモノを創り上げるときに『あ、こいつ第一印象あんまり好きじゃなかったけど意外といいやつじゃん』って思ったり、『話してなかった人、こんな共通点いっぱいあるんだ。』ってなったりするけど、ライブハウスもそんな所が少し似てるな、と思ってます。」
「一つのライブがあって、ステージがあって、その中で色んな人がいて色んな人生を歩んでここにきて。そういう人たちがライブが終わった後にその勢いのまま隣の人に話しかけたり、その場で友達ができたり、お互いの好きな音楽の話をしたり。そういうところが良いなと思っていて。そういう1つの場所を作っている人たちに感謝の気持ちしかありません。ありがとうございます。」
「その人たちにありがとうを込めて歌います。」と主催学生に向けての感謝を込めて『卒業の日』、そしてそれに続いて『生まれたからには生きてやる!』を披露。南無阿部の真っすぐさが存分に表れた楽曲だ。こんなストレートな歌詞だからこそ、私たちの胸に真っ向からぶっ刺さり救われるのではないか。
勢いは止まることを知らず『青春』へ。事前インタビューでDaisycallのメンバーからも一番好きだという声が上がったこの曲。当時高校生だった彼ら生んだこの曲からは、青春の輝きをぶつけられる。
今、この瞬間に過ごす“青春”をこの歌と共に謳歌してやろう!そう強く思わされた。
ギターの弦が切れるハプニングから急遽弾き語りで『マリアージュ』を追加。そこから自然とバンド演奏にもっていく対応力にはさすがとしか言いようがない。
「誰かに対してはありがとうは言えるけど、自分に対してありがとうと言うのはむずかしいなと思って、そういう気持ちを込めて歌います。」と『Precious』へ。久しぶりに披露されたこの曲。青春パンクバンドらしいハイスピードな曲が多い中でも、この楽曲からはバンドの“やさしさ”が垣間見えた瞬間だった。
想いをのせるラストスパート
ライブもラストスパートに向け勢いを増すなか、『若者よ、耳を貸せ』へ。
当時高校生だった彼らが生み出し、今や170万回再生を達成している魂の歌。誕生から約5年が経過する今でも全く色褪せない名曲である。
この曲で当時を思い出させられると同時に、今も全世代の心のど真ん中を突き刺す爆発力をこの楽曲は確実に持っているように本イベントで改めて感じた。
最後はね 自分を信じるか信じないか
最後は『ミサンガ』。あなたに寄り添うやさしさで会場を包む。そんな任侠バンド南無阿部陀仏の物語はどこまでも続いていくことだろう。
あなたが悩んでいるのなら そばで歌うから 今あなたとなにかできるなら 僕は歌を歌う この声で
「Daisycall楽しもうぜ!」とフロアを沸かせ、Daisycallへと最高のバトンを渡した。
公演を終えて
アロハシャツを置き、「若者よ、耳を貸せ」を最後に披露するライブスタイルも一新した南無阿部。目に見えて変わっていく部分はありながらも、やさしさ、温かさ、思いやりといったバンドの根本は変わらずそこにあるのだと再認した。
音が滾るようなステージからしか得られない、ある種の栄養のような南無阿部陀仏の音楽と共にこれからもずっと成長していきたい。そう強く思わされるライブであった。これからの南無阿部陀仏が鳴らす“等身大の青春”に目が離せない。
メンバーからのコメント
当日の感想
Vo.前田錬:大体の記憶しかないということは何も考えずに1日を楽しめたということ
Gt. そーや:初めてのDaisycallとのツーマン最高に楽しめました。暖かいフロアとスタッフ皆さんのおかげで最高のライブをすることができて最高でした!!またライブハウスで皆さんと音楽を楽しめることを楽しみにお待ちしております!
Dr. アントニー大輝:会場入りから搬出まで1日通してずっと楽しくて、とくにライブ本番中とかほとんど記憶ないくらいでした!!遊びに来てくれたお客さんの笑顔しか覚えてないや!!ありがとーーー!!!
当日のご来場者さんへ向けてメッセージ
この日2バンドのステージを選んで見に来てくださり本当にありがとうございます!!
ぼくらが楽しかったのと同じように、あなたも楽しめていたらそれが何より嬉しいことです!またいつでも遊びに来てください!
団体へ向けてメッセージ
こんなに素敵な1日にできる場を作っていただき感謝でいっぱいです!
最初から最後までとっても助かりました!!
これからもこのような素敵なイベントを作っていく皆さんの活躍を応援しています!!
この度は本当にありがとうございました!!
セットリスト
1.応援歌
2.アドベンチャークルージングパーティー
3.ONE LIFE
4.怒力
5.愛別離苦
6.卒業の日
7.生まれたからには生きてやる!
8.青春
9.マリアージュ
10.Precious
11.若者よ、耳を貸せ
12.ミサンガ
プロフィール
3人組任侠バンド『南無阿部陀仏』
南無阿部陀仏らしさ全開のライブを見れば、ただ一心に拳を突き上げたくなる。フロア全体を巻き込んで1つのライブ作り上げる彼らを一目見れば、惹き込まれること間違いなし!
ストレートで等身大の音楽がどんな時でも背中を押し続けてくれます。
自分らしく生きる勇気を与える南無阿部陀仏のライブを見逃すな!
イベント概要
名称 | Next Age Music -Vol.2- |
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日時 | 2024年9月29日(日) 開場 18:00 開演 18:30 |
会場 | 下北沢 DaisyBar |
主催 | Next Age Music Award (AGESTOCK実行委員会) |
ゲスト | 南無阿部陀仏 / Daisycall |
チケット | https://w.pia.jp/t/nextagemusic2/ |
※本公演は無事終演いたしました。ご来場ありがとうございました。
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