2WDCって!?日本代表チームへ初インタビュー!

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こんにちは!

AGESTOCK2019 Spring Festival supported by Pandoの学生パフォーマーコンテンツ『TRIGGER(トリガー)』に出演していただく2WDCさんの練習見学、そして大規模な世界大会で優勝している2WDCさんに強さの秘訣などを、大会前の大切な時間にお話を聞かせていただきました。

日本代表の練習現場に潜入できるなんて、めったにない事なので緊張…緊張…(笑)

そして練習は圧倒されっぱなしでした…!!(本当にスゴかったんです…)

ぜひご覧ください!↓↓

2WDCとは?

世界チアリーディング選手権 チアパフォーマンス/TEAM HIPHOP 部門日本代表チーム

の認定を受け、ナショナルチームとして活動中。

講師は大機さんとYOKOIさんのお二人!

 

大機 満恵さん

株式会社ワールドウィングス代表取締役

WORLD WINGS 2WDC 代表 コーチ

数々のチームを優勝に導くほか、各種大会の審査員や国内外公演のプロデュースも行っており、選手育成以外にも様々なジャンルで活躍中。

 

YOKOI さん

WRECKING CREW ORCHESTRA 代表 /BASE 講師代表

WORLD WINGS 2WDC コーチ

『100 年に一人の天才』と称され世界最高峰のストリートダンスコンテスト『JAPAN DANCE DELIGHT』にて二度の優勝を果たす。WRECKING CREW ORCHESTRAや光るダンスパフォーマンスグループ『EL SQUAD』を生み出すなど多岐にわたる才能を表現し続けている。

 

超実力派のお二人なんですね…‼

 

活動実績

世界チアリーディング選手権 2017、2018、2019 TEAM HIPHOP部門 3年連続 優勝

世界チアリーディング選手権 2016、2017、2018、2019 HIPHOPダブルス部門4年連続 優勝

THE DANCE WORLD2017.2018.2019 3年連続 優勝

国際大学スポーツ連盟 2018世界大学チアリーディング選手権大会 TEAM HIPHOP部門優勝

国際大学スポーツ連盟 2018世界大学チアリーディング選手権大会 HIPHOPダブルス部門優勝

アジアチアリーディング選手権大会2018 TEAM HIPHOP部門優勝

アジアチアリーディング選手権大会2018 HIPHOPダブルス部門優勝

 

練習現場に潜入!!

練習を見学させてもらって一番に感じたのはチーム内の仲の良さ!みんなで和気あいあいとお喋りしていたのが印象的でした!でも練習が始まるとすぐに切り替えをしてストレッチを始める選手たち。やっぱりそのメリハリが実力に直結するのかなあと思ったり…。

ストレッチの風景です。音楽を流しながらリラックスした状態でアットホームな雰囲気が印象的でした!

 

ストレッチも振りの確認も主体となるのは選手たちでした。音楽で通してみて、合わなかったり気付いた点がある人が指摘していく。そんな練習方法が成り立つのは選手内での信頼関係がしっかりと組まれているからだなと実感したのと同時に、みんなの頭の中で『出来上がりのダンス』が確立されているんだなあと思いました。

大技の練習風景です…‼何度も合わせて降りる位置とかも確認しながら練習をしているそうです。実際に成功した瞬間を見たときは鳥肌が立つくらいに素晴らしかったです!

 

今回インタビューしたのはこちらの三人!

左からツグミさん松尾さん尾本さんです!

松尾さんと尾本さんはダブルス(二人での演技)としても活動されています!

 

では早速インタビューのほうに移っていきましょう!

2WDCさんの「強さの秘訣」は?

松尾さん:ただダンスをするのではなくて、そのパフォーマンスの中に自分たちが頑張ってきた今までのストーリーや気持ちを込めて世界に発信して、その演技にしっかり意味を込めてやっています。難しいんですけどね(笑)。人間力を発信できるチームであるからこそ強みがあるのかなと思います。

 

チーム内のモチベーションの維持方法は?

松尾さん:連覇している今、追う立場から追われる立場になっているので他のチームを意識するより自分たちをいかに乗り越えるかという点で日々の練習から自分たちに打ち勝って、 今までの作品とは明らかに違う雰囲気を出そうとダンスの面からも、人間的な面からも一 段と成長した姿で本番を迎える、という意識で頑張っています。

 

難しい技を成功させるための練習方法などは?

尾本さん:こだわって練習しないといけない部分では、一つの技をやることに対してのみんなの気持ちが全員一緒になるように普段から心がけたり、情報共有をしっかりしたりしています。それもあって、技のクオリティーがすごく上がってくるのかなと思います。

 

1人でもできるダンスを「集団」でやることの意義は?

ツグミさん:私は大人数で踊る中で一人一人のダンスの表現力も大切だと思うんですけど、全員で踊っていく中で、回りを感じながら踊ることができ、それがまた自分のパワーになって「周りも頑張っているから自分も頑張らないと」と思っています。周りと一緒に戦っていけるというのは大きいですね。

――全体で高め合うチームでの強さが伝わってきますね!

入って良かったと思う点は?

尾本さん:学生時代に世界大会に三、四回も行ける経験ができているっていうのが良かったなと思える点ですね。あとは、人とのつながりや日常生活において“人間としてしっかりとした人になれているか”というのを学べる場所でもあるので、すごく入ってよかったなと思います。

尾本さんと松尾さんは2人で演技する“ダブルス”もやっているようですが、ダブルスをやろうと思ったきっかけは?

尾本さん:正直成り行きですね(笑)。気付いたら二人で踊っていました。一緒に踊ろうっていうきっかけは特にないんですけど、踊っていく中で2人の絆っていうのが高まっていって。最近はちょっと踊ったら合うみたいな(笑)。2人の振りの形とかも似てる感じなので、そういう面で言うととてもダブルスは楽しいです。

チームでの演技と比較して意識していることは?

松尾さん:ダブルスのときも二人ではなくみんなで踊っていると思っているので、より勢いを出して、360度を意識して踊っていますね。チームと刺激しあってやりたいと思っていて、チームから頑張れ~!っていう声援をもらったり、自分たちも踊りながら同じようにパワーを伝えたりとか、そういう相互作用がある中でできていると感じています。

 

尾本さん:ダブルスでは個々がすごく見られるので、こだわってやりたいなという思いがあります。ダブルスはチームあってのダブルスだと思っているので、チームのために踊っているっていうのを忘れずにやるっていう心がけをしています。

卒業後目指している姿は?

松尾さん:2WDCを卒業することはあまり考えていません。ダンスの面でも人間性でも胸を張って自信をもって生きていけるようなダンサーになりたいですね。ダンスって結構人間性って出ていると思うんですよね(笑)。踊るだけで「この人こんなすごい人なんだ」って思ってもらえるようになりたいです。

 

尾本さん:僕は、周りにいい影響を与えられるようなダンサーになりたいなという思いがあります。ダンスをしている人が見てもしていない人が見ても全員が共通して、「この人のダンスを見てよかったな、元気もらえたな。」と思ってもらえるような人になっていきたいなと思います。

 

ツグミさん:私もダンサーとして活動していきたいと思っています。こだわるところをこだわって、ただ踊っているだけではなくて自分の人柄や気持ちを伝えられるダンスが踊れるようになりたいです。またダンスの良さや、人間としても成長できるというのを知ってもらうためにも多くのところでこのチームや私のことを知ってもらえたらいいなとも思います。

2WDCでの1番の思い出は?

ツグミさん:世界大会に行かせてもらったのがまだ一度でその時に優勝することができたんですけど、やっぱりその時の景色が思い出に残っていますね。

 

尾本さん:二年前の世界大会ですかね。練習が時間的にもハードで大阪と東京の行き来もあったり、けが人が出たりとみんなギリギリの状態でした。しかし、それらを乗り越えて優勝することができて、達成感のさらに先のような感じがしました。それが 一番印象に残っています。

 

松尾さん:僕も同じで二年前です。実際に踊っているときが今でも風景として頭の中に出てくるんですけど、ギャラリーが海外なのでオーバーリアクションで歓声が凄くて、その光景が楽しかったなというのが思い出に残っていますね。それを超える作品に今年はしたいなって思っています。ただ湧かせるより逆にもう呆然としてしまうようなのを目指しています。みんな迷うこともありますけど毎回練習で乗り越えてやってきているその思いを、世界にぶつけられるように今年は頑張りたいなと思いますし、しっかり僕から引っ張っていきたいと思います。

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いかがでしたでしょうか?

世界で活躍する2WDCの皆さんは“チーム“というものをとても意識されているんだなと感じましたね。

これからの活躍がとてもとても楽しみです…!!!

本当にお忙しい中、お時間いただきありがとうございました!