コロナ禍の新しい就活のカタチ【就活生の疑問解決します】

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春から猛威を振るっていたコロナウイルス

先日やっと緊急事態宣言が解除されましたが、その余波は計り知れません。

私自身、オンライン授業に移行したり、バイト先が休業になったり、留学が中止になったりとさまざまな影響を受けました。

そんな世界中の生活を大きく変えてしまったコロナウイルスですが、「就活生」にも大きな影響を与えています。

例年とは違った就活に困惑している就活生も多いのではないでしょうか?

そこで今回、現役大学生の今後の就活に対する疑問や不安に、就活のプロに回答していただきました。

今後の就活はどうなっていくのか、疑問と不安を一緒に解決していきましょう!

-目次-

どうなる?
アフターコロナの日本経済


経済と就活は切っても切れない関係にあります。

就活がその年の経済によって大きく左右されることは誰もが知ること。

コロナによる経済打撃ですが、それはコロナが収束したからといってすぐに解消するものではありません。

だからこそ、今何が起こっているのかしっかり把握しておく必要があります。

実際にどのような問題が起こっているのか、その一部を紹介します。

休業に伴う収益の減少

緊急事態宣言に伴い、多くの企業がリモートでの就業に切り替えました。

そして、サービス業・接客業に関しては長期間の休業に追い込まれました。

これが多くの企業・お店に連鎖的に大きすぎる影響を与えたのです。

たとえば、飲食店の休業についていえば、

・飲食店自体の収益の減少
・仕入れ先の収益の減少/在庫の飽和
・生産者の収益の減少/在庫の飽和

など、多くの問題が発生しました。

ビジネスは企業が相互に関係することが基本ですから、このようにひとつの問題が連鎖し、大きな問題に発展してしまうのです。

観光地への打撃

外出自粛要請によって多くの人々が外出をしなくなり、外国人観光客も姿を消しました。

コロナウイルスが問題視され始めたのは3月ごろ、観光地にとっては「かきいれどき」でした。

しかし、観光客が来なくなり、本来なら得られるはずの収益が激減しました。

密を避けるための手段として、またひとりでも多くのお客様に利用していただくため、多くのホテルや旅館で「おひとりさまプラン」が打ち出されるほど困窮していました。

観光地はバケーションとして訪れる人がお客様ですから、緊急事態宣言が解除されてもしばらくの間は客足が遠のいたままでしょう。

各種公演の中止

この記事を読んでいる方の中にも、行く予定だったライブや舞台が中止になったという人は多いのではないでしょうか?

AGESTOCKが春に行う予定だったイベント「AGESTOCK2020 in マイナビBLITZ赤坂」も延期という決断を迫られました。

この各種公演の中止によって芸術分野、エンターテインメント分野が大きな打撃を受けています。

さまざまな劇団で施設の維持や劇団員を抱えることが経済的に厳しいという状況が続いています。またイベント運営会社も大きな損害を負っています。

3密を避けられないからこそ、再開できる時期も見込めないというのが現実です。

就活生の疑問、解決します

さて、厳しい現状を知ったからこそ、知りたいこと・不安なこともたくさんあると思います。

ここで現役の就活生が実際に疑問に思っていることを解決していきたいと思います!!

今回は就活の専門家である平川 敏章さんに、現役就活生から寄せられた3つの質問に答えていただきました。

~取材協力~

平川 敏章さん
株式会社VISIBRUIT/株式会社MoreVisionの代表取締役CEO。
新卒採用コンサル、研修企画コンサルに従事すると同時に、学生向けには各種就活対策講座や大学でのキャリア講演等、より効率的かつマッチ度の高い採用・就活の実現に向けて活動中。現在は最先端AIを用いた新卒採用プラットフォームも開発中。
▶「株式会社VISIBRUIT」企業ホームページはこちら
▶「株式会社MoreVision」企業HPはこちら

 

採用人数は減るの?
減ります。
既に21卒採用において採用人数の削減や採用活動の中止を発表している企業もありますが、「採用は計画通り」としている企業の間でも、採用の「量」から「質」へのシフトが水面下で始まっています。つまり、採用人数よりも、どれだけ優秀な人財を採用するかを重視する企業が増えたということです。
22卒以降においても、コロナ禍の終息と経済の完全回復の見通しが見えない以上、多くの企業にとってこれまでの採用人数を維持・拡大することは難しいでしょう。
就活スケジュールは変わる?
もともと経済団体の自主ルールは形骸化していましたが、より流動的になります。上記のように、企業が採用の量から質のシフトを行うと、「より優秀な学生に他社よりも早く出会って、囲い込んでしまいたい」という企業心理が働きます。
また、コロナ禍で合説などのイベントが中止になっていることも、「このままだと学生に出会えないかもしれない」という不安を企業に生じさせています。以上のことから、企業が学生と接点を持つ機会や囲い込みのタイミングは早期化するとともに、オンラインインターン、オンライン合説、逆求人、YouTubeやSNSでの情報提供といった、これまでメジャーではなかった様々な手法を企業側が取り入れ始めています。
例年通りに就活できる?

難しい、と思っておいた方がいいでしょう。採用人数が絞られる+スケジュールが早期化し、ツールが多様化する、という点を考えると、「このくらいの時期にはじめて、こんな感じで進めれば内定出るよ」という先輩のアドバイスに従って就活をすることはとても危険です。

ただしこれはピンチではなくチャンスでもあります!
自分の頭で考えて情報収集をし、積極的に企業との接点を持っていけば、これまで見えていなかった新しい選択肢がきっと見えてくるでしょう。

今こそ就活生に使ってほしい!
「就PassOnline」

例年通りの就活が非常に難しい今年度。

では私たちはどのように就活をしていけばいいのでしょうか?

対面での面談や集会が制限される今、ぜひ就活生に利用してほしいサービスを紹介します!

「就PassOnline」とは

就活生によくある悩みとして次のことがあげられます。

・ES、一次面接の数が多く負担で、志望度が高くても手がつかない
・限られた就活期間で企業を網羅的に検討することができない
・採用情報が媒体別に分散しており、エントリー漏れをしてしまう
・コロナ禍で合同説明会がなくなり、自分が知らない優良企業との出会いがない
・地方学生は移動時間・交通費、出会える企業の数に格差がある

こんな悩みを一気に解決してくれるのがこの「就PassOnline」なんです!!

「就PassOnline」は就活生と企業をつなぐお手伝いをする就活サポートサービスです。

「プロの面接官による面接を受け、あとは様々な企業からスカウトが来るのを待つだけ」のサービスです。
オンライン上ではどこにいても面接が受けられますし、1回面接を受けるだけで様々な優良企業からオファーがもらえるのは効率的ですね。
また、面接後はプロの面接官から詳細なフィードバックがもらえるので、面接練習・腕試しの場としても最適です。

私は茨城県在住なのですが、これを使えば移動時間やコストを考えず就活に励むことができるので、こういうサービスが誕生して本当にうれしいです。

すべての就活生が等しくチャンスをつかむことができる画期的なサービスだと思います!

「就PassOnline」の使い方

では、その使い方を解説していきます!

約50問の適性検査を受ける

適性検査の結果を見て、人事のプロが就活アドバイス

ミニ面接動画を撮影

面接について、人事目線でフィードバック

ミニ面接動画を見た企業から、スカウトが届く

スカウトが気に入れば、個別選考へ

このようにエントリーからES、一次面接までこれひとつで網羅できる画期的なサービスとなっています!

企業にとっても実際の面接動画を見て効率的にスカウトを送ることができるため、開始わずか1週間で、某外資系戦略コンサルファームや一部上場企業からスタートアップ企業まで、幅広い企業から反響が来ているのもおすすめポイント。

「就PassOnline」を使えばさまざまな制限が課されている今年の就活でも、多くの企業と出会い、自分に合った企業を吟味することができるでしょう。

「就PassOnline」はこちらから利用できます

今だからこそできる就活を

多くの要因によって、大きな枷がついている今年の就活ですが、だからこそ今できる最善を考えていくことが大切だと思います。

就活情報を見落とさないよう常にアンテナを張っている学生もいれば、資格の取得を目指したり、来年を見据えてインターンに積極的に取り組んだりしている学生もいます。

厳しい今だからこそ、考えうるすべての策を尽くすことが重要になってくるでしょう。

この状況を勝ち抜いて、素敵な社会人生活が送れるよう頑張っていきましょう!