三田祭出演アーテイスト『慶應義塾大学チアリーダーズ UNICORNS』 にインタビュー!【前編】

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例年だったら、キャンパスに人が溢れるほどだった学園祭。

今年は多くの大学がオンラインで開催することとなりました。

そして、慶應義塾大学の学祭『三田祭』もオンライン開催。

新しい形の学祭に挑む出演団体様に取材をさせていただきました。

ご協力していただいたのは

慶應義塾大学チアリーダーズ U N I C O R N S 様です。

慶應義塾大学チアリーダーズ U N I C O R N S

公式Twitter

1993年創立 今年度目標Do it for the Team

 

今回の取材にご協力してくださるのは、UNICORNS 主将 米村様。

代替わり前最後のステージにかける思いをお伺いしました。

 

1.「どうなるんだろう」

>オンライン開催が決定して最初に感じたことを教えてください。

正直はじめは「どうなるんだろう」と不安しかなかったです。前例もなく、自分たちは特に観客に訴えかけるチアというスポーツなので、お客さんがいない中で私たちにどんなことが出来るのか、悩みました。ただ三田祭実行委員会の方とお話しさせていただく機会があり、そこで実行委員の方々も手探りながらも必死に新たな形としての三田祭を作ろうとしてくださっていて、私たちも一緒に三田祭を成功させるために、今までと同じような感動を届けられるように、頑張らないとと思っています。

2. 「Do it for the Team」の目標のもとに。

>例年とは違う今年度は、何を拘って活動しているのですか?

今年度の目標は「Do it for the team」を掲げています。チームスポーツは、人と人が思いやりを持ってやることが一番大事だと思うんですが、チームのために自分が一番何ができるかということを自粛期間を活用しながら後輩みんなに考えてもらいました。それぞれがチームの中でどんな存在意義を持っているのか、自分がどういう役割を担えるからチームのために頑張る、その上で自分がチームから何を得られるか『GIVE とTAKE の関係』に拘って活動しています。

>では、昨年度から大きく活動が変わったと感じる点を教えてください。

チアというスポーツの特性上、距離を保つソーシャルディスタンスというものが出てしまうと、競技の主要部分である「スタンツ」が出来なくなってしまった点です。人と人が触れ合わないと出来ないものなので、練習状況はガラリと変わりました。

>やはり、コロナ自粛中はzoomなどを使って練習していたのですか?

もともと三月までは新体制で対面練習をしていたのですが、コロナが深刻化してきた中で一旦、対面練習をお休みして、各自筋トレなどの練習をしていました。各自タイムラプスを撮って共有し、筋トレなどの1日のノルマを作っていたのですが、緊急事態宣言が発令されて対面での練習ができなくなった時にダンスやモーションの動きを本格的にzoomでやるようになりました。

3.オンラインならではの魅力

>オンライン開催ならではの魅力はなんでしょうか?

今までより多くの人に見ていただけるという点が一番大きいと思っています。今までは忙しくて見にきてもらえなかった友達や、遠くに住んでいる親戚・家族など、より多くの人がどこでも手軽にアクセスできるというのがオンライン開催ならではの魅力なのではないでしょうか。

[番外編]オフラインだったら、、、?

>ちなみに、例年ではどんな場所でチアリーディングを披露しているのでしょうか?

学校主催の7月に開かれる七夕祭(S F Cの文化祭)が1年生のデビューステージであり、年度の初めのイベントになります。夏休みの練習を経て、秋には小山ドライビングスクールの「パパルフェスティバル」に毎年呼んでいただいていて、他には、ご依頼がきたら出演させていただています。

4.当日の見どころはどこでしたか?

>当日の見どころを教えてください

今まで同様人を飛ばしたりするダイナミックな技がありながらも、今まではあまり組み込まれていなかったダンスやタンブリングなども盛り込まれ、新しい見応えがある私たちらしい演技となっていると思います。画面越しでも変わらぬ感動をお届けできるよう精一杯頑張りますので、ご期待ください!

ダイナミックな技とは?

>ダイナミックな技とはなんですか?具体的に教えてください。

メインステージでは、「トス技」(人が宙に飛ばされる技)がオンラインでも通常でも大きな見所となっています。もうひとつは「step up one one one」(一本の棒の様に人が三層になり、一番したの人が二人を支える技)ですね。一回しか登場しないけれども大きな見所かなと思っています。

6.最後に

いかがでしたか?

UNICORNS 様の競技チアリーディングへの熱い想い、どんな状況でも負けない団体様の結束力を感じました。

三田祭は終わってしまいましたが、三田祭に潜入してきましたので、今後の記事も楽しみにしていてくださいね。

協力してくださった米村様、本当にありがとうございました!

三田祭公式ホームページ