完成度NO.1を目指せ!三田祭実行委員会へ直前インタビュー【前編】

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リモート飲み会、リモートワーク、リモート授業…。
新型コロナウイルスの影響で、何でもスマホやパソコン一つで行える時代になりましたね。
こんな世の中ですから、学祭もオンライン形式で行うことになりました。

「オンラインだから、いつもよりクオリティが低そう」と思っていませんか?
実は、オンラインだからこそ、いつでもどこでも完成度の高い学祭を楽しむことができるのです!

AGESTOCKは三田祭実行委員会に、オンライン開催への熱意を取材しました。
取材にご協力頂いたのは、本祭実行委員長の柴田さんです。
柴田さんにとって最後の学祭が、史上初のオンライン開催となった心境をお伺いしました。

※2019年の写真

三田祭実行委員会
【公式Twitter(@mitasaiPR)】
【公式Instagram(@mitasai_pr)】
1年生…50名 
2年生…50名 
3年生…50名 
4年生…50名
第62回スローガン…
「若きチカラ、燃ゆる血から」

 

-目次-

 

1.オンライン「だから」高クオリティ?

 
・オンライン開催が決定して最初に感じたことを教えてください。
 

どこの学祭よりもクオリティの高いものを作りたい、と思いました。
見に来てくださった方に「すごいな」と思ってもらえるような学祭を作りたいです。

配信という形ですが、三田祭はオンライン化に適応しているぞ、ということをアピールしたいですね。
完全に例年と来場者数を同じにする、ということはできませんが、どの企画もレベルが高いと思わせたい気持ちはあります。

 

2.改めて実感、人の繋がりの大切さ

 
・昨年度から活動が大きく変わったと感じる点はありますか?

全てオンラインでの活動となり、人との関係が希薄になってしまいました。
毎年ご飯会や会議を何回も行うので、人との繋がりが強くなるサークルなのですが、今年はまだ関係性が築けていないと感じています。
業務ができないわけではないのですが…
情報共有がスムーズにいかない、という所はありましたね。

パソコンにずっと向き合っているより、
友達と一緒に作業したり、面と向かって意見を出す方が活動に意欲的に取り組めると思うのですが、
仕事をするのみ、という側面が強くなってしまったと思います。

 

zoomでの活動の様子

 

3.マンパワーからテックパワーへ

 
・オンライン開催への準備で苦労したことは何ですか?

YouTubeなどを用いて、どうやってお客様に楽しんでもらうか、ということを考えるのが大変でした。
似ているようなイベントが軒並み中止になってしまい、何を参考にすればいいのか分かりませんでした。
方針が決まり実際にコンテンツを作っていくとなっても、例年とは比べられない量が必要だったので、
どう組織を回していくかを考えることも難しかったです。

 
・ウェブ中心になると、今までの仕事の内訳も変わってきますよね。

そうですね。今までマンパワー(力仕事)で回していた所にかなりテックパワー(機械での仕事)が必要になり、データなど目に見えないものの管理が増えたので大変でした。

 

昨年度
の三田祭の様子

4.どこにいても楽しめる学祭

 
・オンライン学祭ならではの魅力を教えてください。

本当に気軽に学祭を楽しめることです。
普段の学祭なら行こうとしても寝坊したり、行くことが面倒になったりということがありますが、今年はスマホを操作するだけで寝ながらでも参加できるので、かなり良い点だと思います。

 
・目標にしている観覧数を教えてください!

特に決めていませんが、例年は4日間開催で20万人来場を謳っていますので、
今年は2日開催なのでその半分の10万人に到達することができたら万々歳です。

 

5.オンラインならではのおすすめ企画

 
・三田祭本祭のおすすめ企画を教えてください。

VR三田祭「未来の三田キャンパス」です。
VR空間で「こうなってたらいいな」という三田キャンパスを再現しました。
例えば、水槽を作ってみたり、芝生を植えてみたりです。
そして「これからの未来を考える」というテーマで有識者をお招きして、
未来の社会問題について考える、という企画を設けています。

他にも、毎年三田祭で一番注目されていたメインステージでの発表を、今年は生配信でお届けします。
例年メインステージで発表されてきた団体が出演するので、ぜひ注目してみてください。

 
・ありがとうございました!
 

昨年度のメインステージ

 

6.さいごに


いかがでしたか?
オンラインでも劣ることのない三田祭への熱意が伝わってきましたね。
今年の三田祭は11月22,23日に開催されます。
是非、当日にスマホやパソコンで三田祭の様子を覗いてみてください!
 
三田祭公式ホームページはこちら