2024年7月14日に開催されたCROSTAGE2024 in 早稲田大学大隈記念講堂。
今回は、第1部のステージレポートを公開。
コロナ禍を乗り越え、やっとの思いで開催決定となったCROSTAGE。しかし、開催場所である大隈記念講堂の鍵が盗まれてしまう。仲間と共に鍵を取り戻し、無事に開催することができるのか!?
各団体の個性を発揮したパフォーマンスの様子と、溢れる熱意をお届けする。
第一部はこちらからご覧いただけます。
慶應義塾大学奇術愛好会
慶應義塾大学奇術愛好会は、1部のカギとなる大隈講堂の鍵を怪盗に盗まれるシーンをパフォーマンス。トランクケースとステッキを手に、マントと仮面を纏ってステージに現れると、会場は一瞬にして不思議な世界観に包まれた。まず披露されたトランクケースを使ったパントマイムに、観客は釘付けに。続いて披露されたのは、ステッキを使ったマジック。ステッキが意思を持ったように自由自在に動き、ステッキが浮いた瞬間には会場から「おーー!」と歓声が。
続いて、怪盗が盗んだ鍵が登場。鍵を入れた箱がクロスの中で自由自在に動き回るパフォーマンスには、目を奪われた。いつの間にか鍵の入っていた箱が消えてしまい、怪盗の手の中から鍵が出現!!怪盗は、鍵を持って去っていった。
東京都立大学ジャグリングサークルTeam“Lamp”×Oasis OBOG
オープニングが終わり、第1部の始まりを飾ったのは、東京都立大学ジャグリングサークルTeam“Lamp”。映画の始まりはこの曲だよね!というお馴染みの曲「20世紀フォックス・ファンファーレ」からスタート。パフォーマーが登場すると、どこかヨーロッパを想像させるような陽気な音楽に変わり、観客からの手拍子ともにパフォーマンスがスタートした。
ボールやクラブ(ボーリングのピンの形をした物)を足の間に通す技、高く投げる技や、シガーボックスやディアボロなどジャグリングならではの技が次々と成功すると、観客からは歓声が上がり、楽しそうな様子が見れた。
続いて登場したOasis OBOGは、女王蜂の「メフィスト」にのせてパフォーマンスを披露。始まった瞬間から、観客席からOasis OBOGのメンバーの名前や歓声が上がり、会場は熱く盛り上がった。フラメンコのような黒と赤色の衣装で、大勢いるにも関わらず、一糸乱れるパフォーマンスは観客の目をひいた。
さらに、回転する振り付けでは、スカート自身も踊っているように可憐に舞っており、スカートまで操るのか!と魅了された。格好良さの中にも、バレエのような繊細さが残るパフォーマンスが印象的だった。
明治大学フラッシュモ部×成城大学着ぐるみサークル
鍵が見つからない中、雨も降り始め諦めかけたその時…、明治大学フラッシュモ部と成城大学着ぐるみサークルが登場!
陽気な音楽と手拍子が合わさり、ノリノリなリズムで観客の心を掴んだ。フラッシュモ部の皆さんのダイナミックなダンスと、アムールトラのアムちゃん、パンダのパンちゃんの2人のかわいさで、観客を瞬く間に魅了した。
見ていると自然に体が動きだしてしまいそうになるほど楽しく、笑顔になれるパフォーマンスで観客を一体に!
パフォーマーのキレのあるかっこいいダンスと、頑張って腕を振り上げて精一杯パフォーマンスする2人にメロメロに!アムちゃんのゆれるしっぽとパンちゃんのおしりがかわいく、会場全体が癒された。
癒しとダイナミックさ溢れるパフォーマンスで元気を貰い、天気も良くなって、再度主人公とその仲間は鍵を探しに!
バンカライズム-万色主義-×早稲田大学津軽三味線愛好会三津巴
MY FIRST STORYの“虚言 -NEUROSE-”の勢いのある曲のスタートから始まり、センターの3人が光を浴び力強いダンスを披露。感情のこもった3人の表情と動きはまるで劇を見ているようだ。ステージがカラフルなライトに変化し、大人数の息のそろったダンスに会場は圧巻される。客席からはメンバーの名前を呼ぶ応援の声も響く。迫力のあるダンスパフォーマンスに会場は熱く盛り上がり、全ての人の野心に火をつけた。
曲が終わり、会場が暗闇になる。スポットライトの光が差し込んだ瞬間、静寂の中から細やかな三味線の音が鳴り響く。徐々に音が重なり合い、6人の音色が会場を包み込んだ。息のそろった動き、真剣な表情、美しい三味線の音色に観客は釘付けに。滑らかで力強い演奏は熱い思いを感じる。紺・白・赤の色が基調の上品な和装も印象的だ。掛け声とともに演奏が終わると、客席からは鳴りやまない拍手と歓声が響いた。
最後には、“阿修羅ちゃん”の曲に合わせて、バンカライズムのダンスパフォーマンスと三津巴の三味線による豪華コラボレーションが実現。
激しいダンスとロックな三味線は迫力満点。阿修羅を表現する振り付け、はじける三味線の音に曲のサビでは思わず一緒に踊りたくなる盛り上がりを見せた。曲の終わり際では、笑顔が溢れながら両サークルが混ざり合い、最高の決めポーズが決まった。
筑波大学ヒーローアクション同好会
「今からこの会場をめちゃくちゃにしまーす」という言葉から、ざわつく場内。イリスとシュート、カラスにより不穏な空気が流れる中、「そこまでだ!」と現れたのは“ツクバダイン”!
ヒーローの登場に会場は大興奮!大きな歓声を上げる。
激しいバトルが繰り広げられる中、ツクバダインは立ち上がれなくなってしまう。そこで、お姉さんの「せーの」の掛け声とともに「がんばれー!!!」と会場からは全力の声援が響いた。戦いの末、無事CROSTAGEを守り抜いたツクバダイン。客席からは「ありがとう!!」の声と大きな拍手が鳴り止まない。
ツクバダインはみんなにお礼を告げると颯爽とステージから消えた。ヒーローショーでしか味わうことができない会場の一体感は、幼いころを思い出させてくれる心温まるステージとなった。
東京都立大学応援団男子チアリーディング部MAXONS
最後に、大隈記念講堂の鍵が見つかり、無事にイベントを開催できたシーンをパフォーマンスしたのが、東京都立大学応援団男子チアリーディング部MAXONS。音楽と共に、MAXONSの横断幕を掲げながら会場後方から登場。観客の手拍子も広がり、会場に一体感が生まれた。
パフォーマンスが始まる前から応援の声が届けられている様子には感動!
始まった1曲目、迫力のある全員の掛け声と息の揃った力強いアームモーションには会場の期待も高まる。そして、息の揃った連続トータッチ。会場は、MAXONSの世界に。
2曲目は、円陣からのスタート。チーム全員の熱気ある円陣は感動モノ。
人を持ち上げたスタンスをしながらのフォーメーション移動や、バク宙からのピラミッドなど、迫力ある技が続きます。トータッチからのバク宙など連続のジャンプ技にも大きな歓声が。
ねじり技や息の揃ったダンス、トスの大技が続き、会場のボルテージは最高潮に!!3曲目も、スタンツ・ピラミッド、トスの大技が続き、大きな歓声が絶えず会場に響き渡った。会場中がMAXONSのファンに!
エンディング
エンディングでは、各団体のパフォーマーが順番に登場し、観客からの拍手と歓声とともに幕を下ろした。各団体の魅力が伝わるパフォーマンスに胸を撃たれ、仲間と頑張ることの大切さが改めて感じられる第1部であった。
CROSTAGE2024 in 早稲田大学大隈記念講堂
名称 | CROSTAGE2024 in 早稲田大学大隈記念講堂 |
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日時 | 2024年7月14日(日) 1部:開場 13:10 開演 14:10 2部:開場 15:40 開演 16:00 3部:開場 17:25 開演 17:45 |
会場 | 早稲田大学 大隈記念講堂 |
主催 | 早稲田大学フラッシュモ部 AGESTOCK2024実行委員会 |
公式HP | イベント公式HP |
※本イベントは無事終演致しました。ご来場いただき、誠にありがとうございました。
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