コンサートの新定番「Kアリーナ横浜」徹底レビュー

2023年9月にオープンした「アーティストに最上の舞台を　オーディエンスに最高の記憶を」を掲げる世界最大級の音楽アリーナ、「K-Arena Yokohama」。

SNSやニュースでは、終演後の規制退場の混雑問題が話題に。情報もまだ少なく、コンサートを前に不安を感じる方も多いはず。そこで！「Kアリーナ横浜」に初参戦してきたウェブマガジン局員が見つけた、Kアリーナをもっと楽しめる方法をお届けします！

Kアリーナ横浜とは

座席数：20,033席、階数：地上9階、高さ：約45mを誇る世界最大級の音楽アリーナ。

横浜駅から徒歩圏内とアクセスが良好。

「すべては『音楽』を楽しむために」。洗練された建築と音響が特徴的で、全座席ステージ正面を向けた扇形に配置。約400席の飲食スペースや、売店、バーラウンジなど、公演前後の時間も楽しめる施設が充実した会場となっている。

公式サイトより

会場まで

筆者は2023年11月11日の「SPITZ JAMBOREE TOUR ’23-’24 “HIMITSU STUDIO”」に参戦してきました！

最寄り駅は横浜駅。東口、そごう横浜付近から地上へ出ると、海の向こうで一際存在感を放つKアリーナ横浜が見えてきます。歩いて15分ほどで会場に到着しました。

開演前の楽しみ方

会場付近はビルが多く、飲食店はあまりありません。隣接する「ヒルトン横浜」のレストランが道中にありますが、開場前の時間は非常に混雑している様子。

入場ゲート付近には、キッチンカーの出店があります。

どのキッチンカーも10組以上は並んでいる様子。11月となると海風で非常に冷え込みます。想像以上に会場付近は寒くなるので、冬場は気温にも注意。

しかし安心！Kアリーナ横浜は、会場内の飲食スペースも非常に充実しています。

１、３、5、7階に売店。５階は広々とした飲食スペース。７階にはBARが設置されています。

5階の飲食スペース「LOUNGE5」

ここでは、5階の飲食スペース「LOUNGE5」をご紹介。

LOUNGE５内の売店。計２箇所設置。

ポテト600円

スモークターキーレッグ800円

飲食スペースには約400席あり、混雑して座れない！なんてこともありませんでした。早く入場してもゆっくり食事ができ、開演前のどきどきも高まります。

注意！

すべての売店がキャッシュレス決済のみ対応です。

「チュロス」や「ポテト」、「ドーナツ」といった片手で食べやすいような食べ物は、開場して１時間くらいで続々と売り切れが発生していました。新しく製造したりする様子は無かったので、中で食事をしたい場合は、開場前に待機列に並んで、早めに入場するのがおすすめ。(メニューの変動あり)

Kアリーナ横浜は、全席飲食可能となっており、自分の席で食事を楽しみこともできます。(公演によっては変更があるかもしれません。)

BARについては後ほど、終演後「会場内BARで余韻に浸る」にて紹介します。

フロアと座席

フロア

各フロアにはカラーがあり、フロアを探索してコンセプトを感じるのも楽しみ方の一つ。存在感のある壁のデザインは開演前の気持ちを高めてくれるはず。トイレさえも洗練されたデザインにわくわくします。どこを見渡しても楽しめる会場でした。

座席

Kアリーナ横浜は、なんと座席が７階まであることが特徴的なアリーナ。「音を楽しむ」ことに特化した構造になっています。そのため、「見やすさ」という観点では、座席によって大きな差が生じる、運が明暗を分ける会場でもあると感じました。

そして私の座席はなんと７階…。階段で上まで上がるとなるとかなり大変！上の階の座席となった場合は開演時間をチェックして早めに階段を上り始めることをおすすめします。ギリギリまで５階の飲食スペースにいた筆者は、息切れ状態で一曲目を迎えることに…。余裕を持って移動しましょう。

7階＝アッパースタンド

７階からだと視力に自信のある私でも、アーティストの様子を目視することは難しく…。ステージを移動していることにも気がつかないくらいの遠さではありました。今回の公演だけの可能性のありますが、大きなスクリーンがない為、アーティストの表情などをはっきり見ることも難しいです。アーティストの動きや表情まで楽しみたい方は、オペラグラスが必須！