“学生お笑い“をご存知ですか?
連載企画『こたえ』、今月は《学生お笑い》です!
第1弾は、上智大学お笑いサークルSCS所属の『愛の渇き』さんにインタビューさせていただきました!そのインタビューの様子を“ともちん”がお届けします!
なんと本日もお笑いライブがあったとか…!お忙しい中ありがとうございます!
ー『愛の渇き』さんの自己紹介をお願いします!
長谷川:上智大学文学部哲学科3年の長谷川です。ずっとお笑いが好きで、いま学生芸人をやっている感じです。
松尾:上智大学文学部新聞学科3年の松尾です。
ー『愛の渇き』を結成したきっかけは?
長谷川:大学のお笑いサークルに入った時に、性格や雰囲気が、真逆の人とくっつくと良いお笑いができるんだろうなと思っていて、新歓の時に『こいつ嫌だわ~!絶対仲良くなれないわ。』と思った人が、松尾だったので、声をかけてコンビを組みことになりました。(笑)
―いやぁ!きっかけがスゴイですね(笑)
ーコンビ名『愛の渇き』の由来は?
松尾:名前の由来は、全然決まらなくて、たまたま斜陽って本を見つけて、そこから本の名前で選んで候補を出していって、三島由紀夫さんの『愛の渇き』になりました。(笑)
覚えやすいのも良いなと。(笑)
ーWEB投票系は苦手。(笑)
長谷川:人気投票系はやっぱり苦手ですね。
松尾:大きなサークルなど、人脈広いところが勝つ感じ。私たちのサークルは(規模が)大きいほうではないので組織力は大きなところと比べると劣りますね。
でもとてもいいサークルです(笑)
ー活動頻度はどのくらいですか?
長谷川:活動頻度は、愛の渇き自体では月6本ライブ。割と忙しいですね。
松尾:最初はエントリーだったりしたんですけど、それを繰り返していくとオファーをいただいたりすることも増えてきていますね。
学生なので、自分の予定をいれつつ、出たいライブに出る感じですね。
―学校はちゃんと行ってますか…?(笑)これ毎回聞いていて、僕は全然いけていないので気になって(笑)
長谷川・松尾:学校はちゃんと行ってますね()笑
―ぁぁ。僕も学校頑張ります(笑)お笑いサークルの忙しさが分からないのですが、どんな感じなんですか?
長谷川:絶対頑張れば機会はあるジャンルなので、頑張りたい人は頑張れるんじゃないかなと思いますね。
ー『愛の渇き』さんは、大会での勝ち負けにこだわるタイプ?
長谷川:愛の渇きは大会で勝ちたいタイプですね。
松尾:私たちが、1年生の頃に憧れた先輩がすごく強くて、とてもかっこいいなというのがあったのでその影響だと思います。
ー今の大学生の立ち位置ってどう考えていますか?
長谷川:執行猶予ですかね。最後の猶予時間。就職前に最後に残された自由にできる時間。
―僕はその”執行猶予”を有意義に使えていない大学生が多いんじゃないかと思うんですよね。
松尾:でも大人でも子供でもないなら有意義に使おうが、そうでなくても良いんではないかな。しっかりしたいときは、大人だと思えばいいし、だらけたいときは子供だしいいよね?っていう気持ちでいいと思う。もったいないことに時間を使うのは今しかできないと思います。
ー僕たちの団体のビジョンに“熱意”という言葉が入っているのですが、愛の渇きさんにとって熱意とは?
長谷川:なんでもいいけど自己表現できるもの使って自分をどう作りたいか、という気持ちだと思います。
松尾:大学お笑いやってて思うのは、ここ1、2年の体感だけど大人が関わってくる機会が増えているなと。ここ数年新しいライブが増えたりだとか、ひきがね(吉本のイベント)などもできたり。大人が学生の勝つことへの熱意をくみ取ってくれる機会が増えてきてるのではないかと思いますね。
―AGESTOCKでもお笑いのイベントやっていたことが過去にあって、学生お笑い界の凄さを大人たちに見せつけたい一心で作っていたみたいで。団体の目標が少しづつ実現している社会になってきているなと感じて嬉しく思いますね。
ー『愛の渇き』さんの今後の目標は?
松尾:もっと勝ちたい。
長谷川:ネタ数ですね。いろんなものを作ってそれが全部面白いといわれるようになりたいですね。今弱いコント漫才を最強にして、ちゃんとしたネタで勝負できるような学生芸人になりたいです。
松尾:漫才や大喜利で勝てるようになりたいと思っています。
ー大学生に向けて伝えたいこと
長谷川:好きなことがあるんだったら、恥ずかしがらずに挑戦したらいいのかなと。
松尾:好きで始めたわけではなくて、うっかりながされて演者になってやってみたら楽しくて、自分もこんな大勢の前で何かできるんだと思えるようになりました。
うっかり始めたことでも、今まで見えてなかったことが見えて、そこから来た体験ってすごく新鮮でいい経験だなと思います。ネット上に顔さらされることもあってスリリングだけど。(笑)
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「写真撮ってください!」と言われることがあり、うれしかったなぁと話すお2人。
これからの活躍がとても楽しみです!
お忙しい中、ありがとうございました!