今年度はオンライン開催となった慶応義塾大学の三田祭。
当日はどのように運営されていたのでしょうか?
AGESTOCKは、三田キャンパスにお邪魔して、本祭実行委員長の柴田さんにお話しを伺いました。

※2019年の写真
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1年生…50名
2年生…50名
3年生…50名
4年生…50名
第62回スローガン…
「若きチカラ、燃ゆる血から」
-目次-
1.当日の会場の様子
アルコール消毒と検温を済まして入校!
例年なら来客で賑わっているキャンパスも、委員の方と出演者しかいません。
校内には至る所にアルコールスプレーが配置され、徹底された感染症対策が行われていました。

昨年度の風景

今年度の同じ場所の風景
2.どのように運営しているの?
校舎に入り、本部でお仕事をしていた柴田さんにお話しを伺いました。

伝統の三田祭半被を着た柴田委員長
・今はどんなお仕事をされていますか?
今のところ感染者が出たとか、配信が上手くいかないなどのトラブルはありませんね。
高熱の人が出たときの対応方法を決めたり、体温の提出なども行っています。
あとは、団体の人数や入退場の時間も管理して、感染リスクを下げるようにしています。

本部の仕事風景
・何か心配していることはありますか?
3.オンラインの思わぬメリット
・オンラインで運営しやすくなった点はありますか?
そういった状況は無くなったので、運営はしやすくなりました。
あと、例年は運営側は企画を見れなかったのですが、今年度は気軽に見ることができるので良いと思いました。
これは委員に限ったことではなく、出演者の方も出番までスマホでステージを見ることができるので、今までなかった利点だと思います。

メインステージの撮影風景
4.対面でしか出せない魅力
・対面でないと実現できない、と感じた所はありますか?
キャンパスに来てパフォーマンスをする、又は見ることが、出演者と来場者にとっても三田祭の大きな要素だと思うので、その分生配信は大事にしています。
今年はメインステージに出られる団体様も限られてしまっているので、その分委員でしっかり運営していこう、という思いはあります。
転換中のCMも色んな団体さんと協力して撮ったので、隙間時間すらもこだわっている所を見てほしいです。
コロナの影響で転換が25分とかなり空いてしまうのですが、その瞬間すらもお客さんを飽きさせないように工夫しています。
5.後夜祭での最後の言葉
そして2日目、後夜祭の最後に行われる委員長のスピーチを聞かせて頂きました!

そんな三田祭をオンラインにて開催するということは、本当に簡単なものではありませんでした。
数々の課題に直面し、時にはプレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。
それでも、現状に立ち向かい、挑戦を続ける委員の姿に勇気づけられ、三田祭の開催を決意しました。
全てが収まって日常が戻ってきたとき、それは来年かもしれないし10年後かもしれないけど、その時は今日よりもっと大きくなって三田祭は戻ってきます。
第62回三田祭に参加して頂き、本当にありがとうございました。
6.さいごに
いかがでしたか?
委員長のお言葉のように、日常がいつ戻るのかは誰にも分かりません。
しかし、先が読めない世の中でも、学生の熱意が消えることはないということが伝わりましたね。
来年の開催がどうなるか分かりませんが、どのような形態でも三田祭は進化し続けます。
是非、これからの慶応義塾大学、そして三田祭に注目してみてください!