#1 学生×音楽 伊藤菜々子の「こたえ」

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みなさんこんにちは!

ウェブマガジンAGESTOCK編集部の次郎丸です!!

もう4月なのにこの寒さなんなんキーボード打つ手が震えとる…(家やろ)(節電)(バイトしろ)

さてさて今回は対談企画1発目です!記念すべきトップバ ッターは…

伊藤菜々子さん!

慶應義塾大学に通い、年間40本以上のライブをこなし、 ミスコン出場経験もあり!そんな彼女に、「大学生と音楽のイマ」を迫ってきました!

◯伊藤菜々子さんってどんな人?

伊藤菜々子さんは慶應義塾大学文学部美学美術史専攻2年、 3年生にちゃんとなれた女子大生。

三田祭ではテレビ 番組で取材されてました! 去年からは「黒狐(くろこ)」「雨嘘(あまうそ)」というバンドを2つ掛け持ちし、バンドサークルでも精力的に活動している圧倒的キャパウーマン。

中高時代からバンドをしていて好きなバンドはL’Arc~en~Ciel(個人的激アチ)!!高校生の時にはO-WESTに立ったこともあるんだとか。また、サークルでは、フュージョンやR&Bなどロック以外にも幅広い音楽もやられていて、話を聞いていて本当に音楽が好きなんだなあと感じました!

◯「ファンキーな日ってどんな日?って言われると結構毎日ファンキー」

はい、わたくしこんなこと聞いてしまってすみませんん!「今までで一番ファンキーだった日ってどんな日?」。

帰ってきた答えは「ぶっちゃけ毎日ファンキーwwww」

…スゴーイ(小並感)それもそのはず、彼女の普段の生活を聞いてその密度にびっくり。

朝早起き

一限から授業出てちゃんと受ける

ボイトレとかバイトとかサークルとか行く

スタジオ行って

さらにスタジオ

いやなんていうの、キャパ太平洋かな???

僕も東京湾くらいかなあって思ってたけど圧倒的自過剰、 水たまりだった…

でも「なんとかなる」もんなんだとか。大学生頑張ろうって思えた伊藤菜々子さんの生活でした。

◯「小4でL’arc~en~cielかっこいいなって思った。中一 でxxx(キスキスキス)聞いてハマった。私の音楽のルーツです」

バンドやってる人とか音楽活動してる人にはやっぱり聞 いてしまう、「音楽始めた理由はなんですか?」という質問。 もちろんしてきました。

「ルーツとしてはL’arc~en~cielです」

いやゲキアチ。 好きです。僕も好きですラルク。

でもよラルクかっこいいと思う小学4年生女子よ!!その時の伊藤菜々子さん将来有望すぎた&いま活躍してるってかっこよすぎる!

今ではラルクの、作曲者が曲によって違っても結局ラルクだ!ってわかるところが好きなんだとか。実際に音楽を真面目にやってる人だからすんなり出てくる感想なんだろ うなと思いました。

〇「やれることの幅はひろくなったけど、厳しい世界にな った。」 伊藤さんは中高時代から音楽活動をやられているとのこ とで、大学生で音楽活動をするとはどのようなことなのか聞いてみました。

「まずは金銭的な面が変わった」

わーお、現実的。

「高校生のときは、高校生ブランドみたいなものもあった し、部室があったりで、ライブハウスのノルマだったりスタジオ代だったりをそこまで気にする必要はなかった。でも大学生になって、そういったお金がかかるようになって、 何かしらを犠牲にしなくてはいけなくなったのは確か。」 「でも大学生になったおかげでいろんな人に出会えて世界が広がって、CDの制作といったまるでプロのようなことまでできるようになった。」

大学生になってまさに「自由と責任」の幅が広がったということですね…!音楽だと特に、世界がひろがってやれることが増えるぶん、やらなければいけないことも増えて大変なのかなと聞いていて思いました!

◯「人に伊藤菜々子ってこんなんだよねっていい意味で言ってもらえるような音楽をやっていきたい」

キャパ太平洋でラルクが好きな伊藤菜々子さん。そんな彼女に、こんな質問をしてみました。

伊藤奈々子さんが音楽をやる意味はなんですか?

もちろん音楽が好き、それはもちろんだと思います。そうじゃないと中学生からなんて続けていられないと思います。でも、圧倒的な密度で音楽生活を送る伊藤菜々子さんには、それ以上の「音楽をやる意味」見たいなものが感じられました。

「みんなにいい意味で、伊藤菜々子ってこうだよねって言 ってもらえるようなモノを音楽で見つけたい。」 「今の時代、売れる音楽っていうのは絶対にある。例えば 4つ打ち系みたいな。でも、それだと似たような音楽をするアーティストのファンが、自分のファンにもなる、という傾向にある。しかも、音楽が氾濫している今の音楽シーンでは、何かもとからあるものと、もとからあるものを掛け合わせてオリジナリティを作っても、結局マネじゃんといわれることも多い。どちらも難しいけど、そんな中でも、曲を聴いて『あ、これ〇〇じゃん』とすぐに分かるようなアーティストもいる。自分を表現して売れるのかなんてわからないけど、それが音楽の深いところ」

彼女が音楽を始めたルーツに通ずるのかなと聞いていて思いました。「これってこの人だよね」といってもらえるようになることが、伊藤さんの音楽の原動力となっているようです。素敵な原動力ですね!

〇伊藤菜々子さんにとって、「熱意」とは?

最後の質問はこちら。

「伊藤菜々子さんにとって『熱意』ってなんだと思いますか?」

「諦めないこと。いつでも諦められる環境にある大学生という環境で、自分のやりたいことをやり通すことが熱意」

大学受験で、「これが終われば自由だ」と考えながら勉強してきたあとで、楽な道に進まず、自分の本当にやりたいことをやり通す、というのは本当に厳しいけれど、それを諦めないこと、そして自分の音楽を見つけようとするストイックさこそが熱意なんだなと、伊藤菜々子さんを見て感じました!!

いとうななこさんの「学生と音楽のイマ」、取材させて頂いてとてもユニークで楽しかったです!ご協力ありがとうございました!

伊藤菜々子さんからの告知

Live】
4/5(金) 16:00〜16:20
クロスオーバー研究会 中庭ステージ

4/9(火) 20:00〜20:20
クロスオーバー研究会
10サークル合同ライブ @代官山UNIT

4/21(日)
雨嘘
青春スペクタクル @代々木labo

【CD】
黒狐 1st mini album 『幻影』
¥1,500
物販・通販にて販売中

【Twitter】
黒狐 https://twitter.com/kuroko_jpn

雨嘘 https://twitter.com/amauso_band