『MOCKEN』スペシャルインタビュー【Next Age Music -Vol.1-】

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Next Age Music -Vol.1-

2023年11月10日(金)Shibuya Milkywayにて今後の音楽シーンを支えていくこと間違いなしの3バンドを招き「Next Age Music -Vol.1-」を開催する。

今回は、圧倒的なパフォーマンスが魅力の4ピースロックバンドMOCKENのスペシャルインタビューをお届けします!

ギタ―ロックにエモ、オルタナティブロック要素が入り混じる、MOCKENにしか作り出せない音楽の世界を持つ4人組。疾走感のあるメロディー、そして真っすぐな気持ちを紡いだ歌詞が織りなす、人々の心を鷲掴みにする楽曲で現在のライブシーンを席捲中の大注目ロックバンド。

エネルギッシュで全力投球なのにどこか儚さも感じるような、フロアに喰らいついてくる全身全霊のライブに引き込まれること間違いなし!

そんなMOCKENの“音楽の軸”に迫ります!

インタビュー

『Next Age Music vol.1』について

ー今回、学生団体主催のライブにご出演を決めてくださった理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?

Vo/Gt.永野です。この度はお誘いいただきありがとうございます!以前よりSNSで活動をチェックさせてもらっていました。ここを通じて知り合いのバンドたちが活躍しているのも見てきたので、羨ましく思っていました。なので今回このタイミングでお話が入ってきたとき、即決で「出させてください!」とお答えさせていただきました。

 

ー今回のライブのセットリストに込めた思いや注目してほしい点などあればお伺いしたいです。

セットリストはガツンという感じです!あんまりカッコつけない(カッコつかない)バンドなので、素直に思ったようにやります。それぞれの等身大が、観てくれる人の何かに重なればとても嬉しいです。

 

ー日にちが迫ってきているのでライブに向けての意気込みをお願いします!!

月並みな言葉ですが、全力で挑みます。「全力」って言っても、何かを押し付けるつもりはまったくないので、それぞれの受け取り方で、良い意味で適当に楽しんでもらえたらなと思います!一緒に良い日を作っていきたいです。

 

学生団体に絡めた質問

ーどのような学生生活を過ごされていましたか?

部活動に励んでいました。中学はソフトテニス部、高校は軽音部でした。学生時代は部活しに学校行ってる感覚でした。

 

ー学生の時の一番の思い出は何ですか?

中学時代の夏休み、お盆以外は毎日ソフトテニス部の練習がありました。その帰り道が真っ先に浮かびます。くだらない話で笑い合ったり、好きな女の子の話で盛り上がったり、ラケットバッグから腐ったおにぎりが出てきてみんなで「ゲーッ!」ってなったり…今でもみんな親友です(笑)

 

ー学生の頃に影響を受けたアーティスト、楽曲は何ですか?

Vo/Gt. 永野
宇宙飛行士への手紙 / BUMP OF CHICKEN

Gt. 横山
スターフィッシュ / ELLEGARDEN

Ba. 杉山
Black Rail / MY FIRST STORY

Dr. 宇佐美
群青日和 / 東京事変

 

 

ーいまだから言える学生の時にした一番やんちゃなことはありますか?

やんちゃ系はしたことないです…面白いエピソードがなくてすみません…

 

ー学生に向けて学生のうちにやっとけ!と言うことはありますか?

勉強運動です。本当に今になって実感します。マジ大事です。

 

バンドに関連して

ーバンド結成のきっかけや現体制に至るまでのエピソードを教えてください。

Dr.宇佐美が、MOCKENのホームである越谷EASYGOINGS(埼玉県越谷市にある県内最大級のライブハウス)で去年まで働いていたんです。そのとき宇佐美とBa.杉山が同じバンドを組んでいて、でもある日突然解散しちゃったんです。

それがVo/Gt.の僕(永野)が大学1年生のときで、僕も高校卒業してすぐ組んだバンドが続かず事実上解散になってしまってて、しばらく宇佐美に呼んでもらって弾き語りでEASYGOINGSに出演してたんです。そこで宇佐美と杉山のバンドが解散したことを聞き、宇佐美から出演キャンセルの穴埋めで「永野(バンドセット)」をやらないかと提案してくれたんです。

宇佐美はよく弾き語りの人のバンドセットをサポートするときボーカルの名前をもじっていて、それで僕のあだ名の「もっくん」(下の名前が”もとひろ”なので)をもじっていくつか案をくれた中に「Mocken」があって、他の案がふざけすぎていたのでこれが良いって僕が言って決めました(笑)

 

その名前で本格的にバンドをやろうってなったときに宇佐美本人は「ホントにこれでいいの…?」って言っていましたが、誰とも被らないという理由で強行突破しました。

その後の活動途中で「MOCKEN」の方がカッコよくない?って話になり表記を改めました。

Gtはずっとサポートだったんですが、MOCKENのツアーでshibuya eggmanに出演した際にGt.横山に出会い、加入してくれることになりました。その日ライブハウスをブッキングしてくれたのは、現在もeggmanで「心臓爆発日和」というイベントや「心臓爆発CIRCUIT」というサーキットを主催している、直人さんという越谷EASYGOINGSの大先輩で、何か不思議な縁を感じました。それから今に至ります。

 

ー皆さんの楽曲からは歌詞に込められた想いが真っ直ぐに伝わってきます。そんな熱いメッセージを贈る”MOCKEN”というバンドが紡ぐ歌詞の根底にある「軸」は何ですか。

歌詞を書く僕、Vo.永野の性格が根っこになる気がするんですけど、嫉妬深くて自己中心的で尚且つ他人には良く思われたいっていうダメダメ人間なんです。でもだからこそ、その性格の悪さみたいなものが歌詞を書く上で気持ちの強さとして表れているのかなと思いました。嘘はつかないけど、言葉は優しくて温かいように、を心掛けています。

BUMP OF CHICKENの「ひとりごと」を小学生の頃聴いたときに、全く知らない人に自分の醜い部分を言い当てられて…しかもその言い当てられた言葉はとても優しくて…という体験を今でもよく覚えていて、それを無意識に再現したいと思っているのかなと言われてみて思いました。

 

 

ーバンドとして活動していく上で欠かせない存在のライブハウスは皆さんにとってどんな存在ですか?

「きっかけ」をくれる場所です。今まで何回先生や親に言われてもわからなかったことが理解できるきっかけをくれます。色んな角度の知見を得た人が毎日入れ替わり出入りするので、広い視野でものを見れるきっかけをくれます。他にも沢山。そんな場所です。

 

ーMOCKENといえば全身全霊でフロアに音楽を届ける姿が印象的です。そこで、ライブ中に意識していることを教えてください。

まずは僕達が僕達の音楽を楽しむことです!好きでやっているバンドなのに、その「好き」っていう感じが伝わらなかったら元も子もないと思うので、初心に帰ってライブすることを意識しています。

 

ーロック×エモ×オルタナティブの拘りのある楽曲を制作されていると思います。楽曲を作るにあたってインスピレーションを受ける場所やものはありますか?

普段のライブハウスで出会うバンドと、そういったジャンルが好きな友達や先輩が多くいるので良いバンドを見つけたときは教え合ったりしてインプットしています。

 

ー日常と感情の掛け合わせで生まれる絶妙な調和が歌のエモさを引き立てているように感じます。そこで、メンバーの皆さんに特に思い入れが強い歌の一小節をお伺いしたいです!

Vo/Gt. 永野
誰かを傷つけた過去を持たずに優しくなれるわけがないんだと / 彗星

Gt. 横山
冒険家気取りで些細でも確かな光を / LAMP

Ba. 杉山
報われない夜を越える度 僕たちは強くなれると思うから / bitter poolside

Dr. 宇佐美
悔し涙があふれた帰り道 彼奴のことで如何して泣いている / 妄想彼女

 

最新曲「ヘッドフォン・ガール」と「Nagative Summer」に関連して

ーこの度リリースされた2曲は、男性と女性それぞれの目線で思いを歌う楽曲だとお伺いしました。過去にもこのような攻めた恋愛ソングが数々リリースされていますが、制作にあたって楽曲ごとにモデルとなる人物が存在しているのでしょうか。

大体の曲は実際にモデルが存在していますが、内容はときに脚色したり、ときに実体験をそのまま歌ったりなど様々です。モデルの存在してない曲だと、好きな映画や漫画の雰囲気を再現したいなと思って物語を書き始めることが多いです。

 

 

今後の活動について

ー今年12月に開催される地元越谷での自主企画、「STAND BY ME vol.1」に向けた想いや意気込みなどをお聞かせください!

先述にもある通り、嫉妬深い性格のため寂しがり屋でもあるんです。バンドもライブハウスもお客さんも、ずっとそばに居てほしいなと思っています。そばに居てほしいと言うからには、そばに居たいと思ってもらえるバンドになるために現在より一層制作やライブに力をいれているところです。お互いがそばに居てほしい存在になって、依存や執着とは違う両者にとって良い関係を続けていきたいので、今回の企画を vol.1 として今後も続けていきたいと思っています。

 

ー今後のバンドとしての目標をお伺いしたいです。

目先の目標は、ホームである越谷EASYGOINGSでワンマンを開催してソールドアウトさせることです。都内中心に色んな場所に出向いて「ホームでMOCKENを見たいと言ってくれる人を増やすために活動している」というのは前々からのメンバーでの共通認識です。それをしっかり達成できれば、もっと大きな会場なんかも自然と視野に入ってくるかと思いますが、まずはローカルの叩き上げのバンドとしてはホームのライブハウスは欠かせません。

 

 

読者にメッセージ

ーライブハウスという場で夢を追う皆さんから、夢に向かって頑張っている方々にメッセージをお願いします。

ときに辞めたくなったり、才能がないんじゃないかと不安になることがあると思います。でもその時点で、本当に辞めたいのか、本当に才能がないのかは、心の底で気付けていると思います。人によってその答えの〇‪✕‬は様々ですが、素直に進んでいけば結果辿り着ける場所はきっと悪いものじゃないと思います。そんな感じで良いと思います!

 

─この記事を読んでいる大学生を中心とした読者の方々・ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

友達やお世話になっている人など、大事に思える人を大事に出来れば困ったときもどうにかやっていけると思います。でもやっぱり一番大切なのは自分自身なので、食生活と同じで、偏りなく思いやりのバランスを保てれば、大事な人達と良い関係性で生きていけるんじゃないでしょうか!大学中退の身で偉そうにすみません!

 

 

プロフィール

埼⽟県越⾕発4ピースロックバンド MOCKEN(モッケン)。
ギターロックを基盤にエモ・オルタナティブの要素をブレンドした拘りの⾒える楽曲と、ライブバンド としての爆発⼒あるステージングで現在勢いを増している。2023年には、2nd EP 『Super Shitty Boys』収録曲『妄想彼⼥』が、テレビ朝⽇「⾒取り図じゃん」1⽉度のEDテーマに起⽤された。2023年3⽉より Digital Single – “彗星”のリリースツアーを “Orange Candy Tour” と題して敢⾏し、同年 7⽉6⽇(⽊)、Atomic Skipper、ammo、ペルシカリアを迎え開催した渋⾕Spotify O-Crestでのツアーファイナル公演をソールドアウトさせた。

MEMBER ( L → R )
​Dr.Cho 宇佐美大二(X Instagram
Vo.Gt 永野元大(X Instagram
Gt 横山竜之介XInstagram
Ba.Cho 杉山涼(XInstagram

イベント概要

名称 Next Age Music -Vol.1-
日時 2023年11月10日(金)
開場 18:15  開演 19:00
会場 Shibuya Milkyway
主催 Next Age Music Award
(AGESTOCK実行委員会)
ゲスト Arakezuri / BüG-TRIPPER / MOCKEN
チケット https://t.pia.jp/pia/event/event.do‐eventCd=2339591

 

プレイリスト公開!

本イベントにご出演いただく3組のバンドから、厳選して5曲ずつピックアップしました!

これを聞いて当日楽しんじゃいましょう~!

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