Da-iCE ステージレポート【AGESTOCK2024 in WASEDA ARENA】

Pocket

2024年11月2日、3日に開催されたAGESTOCK2024 in WASEDA ARENA。

今回は、初日のアリーナライブ「AGESTOCK2024 in WASEDA ARENA ~Da-iCE SPECIAL LIVE~」のステージレポートを公開!

様々な魅力で約4500人の観客を魅了した彼らの姿をお届けします。

ステージレポート

観客を惹きつけるDa-iCEにしか作れないステージ

ペンライトが光り輝く会場にカウントダウン映像が流れると、それに合わせて観声もあがる。青とピンクに照らされたステージにメンバーが登場すると歓声はさらに大きくなり、早稲田アリーナ全体を包み込む。歓声と手拍子の音圧から、多くの人がステージを待ち望んでいたことが伝わってくる。

期待感が高まる中、1曲目に披露したのは『Clap and Clap』。開幕にふさわしい爽やかでPOPな曲に自然と手拍子が沸き起こり、多くの人が手を上にあげて楽しんだ。和田颯のブレイク技や、ボーカル2人による煽りとコールアンドレスポンスで会場のテンション感は1曲目からMAXに

続いて披露したのは新曲の『I’ll be your HERO』。メンバーの花村想太が「LOVEダン-高校ダンス動画フェス2025」のために書き下ろした楽曲。Da-iCEの5人が背中を合わせ、輪になってパフォーマンスがスタート。息の合ったダンスブレイクや各方面に向かってのフォーメーションで、観客をよりステージに惹きつける。最後の5人の頼もしい背中は、観客を勇気づけるヒーローのようであった。

3曲目に披露したのは第63回日本レコード大賞を受賞した『CITRUS』。人気曲の披露に、イントロから期待のこもった歓声があがる。歌詞とダンスが感情とリンクしたパフォーマンスはとても感動的であった。サビでは力強い歌声とパフォーマンスが、ステージを照らす赤いライトで引き立てられていた。多くの観客が心を掴まれ、うっとりと聴き入るステージとなった。

5人全員歌唱で魅せるパフォーマンス

早稲田大学での学祭にちなみ、中卒エピソードで観客の笑いを取る和気藹々としたMCの後、ワンマンライブではお決まりの和田颯の煽りから5人全員がマイクを持つパートに。テレビでは普段見せることのない、魅力溢れるステージが始まった。

大野雄大の一言でMCの雰囲気から打って変わり、次に披露されたのはHipHop調の『Pioneer』。ツインボーカルではないDa-iCEの一面をのぞかせる楽曲であり、工藤大輝から始まるラップに会場のバイブスも上昇。メロウな音楽であるが、「派手にやっちゃって」と言わんばかりの遊び心をのぞかせるパフォーマンスにファンは思わず釘付け。

今までの勢いをそのままに『Entrance 6』へと続く。高音と低音が重なり合うこの楽曲の中盤で見せた和田颯の低音ラップに歓声が沸く。さらに、爽快なステップを交えたフリーダンスが印象的であった。メンバー各々がダンスだけではなく、一人一人歌うオールマイティな能力や楽曲やMCのコメディ性には、「面白かった」という感想が後を絶たなかった。ファンの眼差しはDa-iCEへ向けて一直線に

5人の歌唱で魅せるステージも後半戦に。花村想太の「もうちょっと爽やかな曲やります!」の合図で始まった6曲目は『Time is Life』。メンバーの岩岡徹、和田颯、花村想太が作詞した楽曲で、前の2曲から雰囲気が180°変わり、縦ノリから横ノリに。サビではメンバーに合わせて手やペンライトが横に揺れ、会場の一体感が急上昇。

次に披露されたのは『Melody』。しっとりとしたバラード調の曲で、歌で魅せる1曲。5人の絆で奏でられる優しいハーモニーがアリーナ全体に響きわたり、観客の心に染みわたる。自主公演でもあまり見ることのできないほどの数の5人での歌唱曲は、観客にDa-iCEの様々な側面をみせてくれた。

これまでの集大成を込めて

「情緒不安定」とメンバーが口にするほど本公演のセットリストはバラエティに富んでいた。5人で歌唱する曲を4曲も披露することはワンマンライブでも珍しい。メンバーが制作にも関わっているなど、様々な側面を持っていることを知れる機会となった。

結成から13年経ったDa-iCE。「人生いつどこで変わるか分からない、何が起きるかわからない。信じている道を突き進めば、隣で誰が笑っていようが自分の夢を叶えられるかもしれない。そんな気持ちを込めて、13年でできる1番最高の歌とダンスを披露します」というMCから始まった8曲目は新曲の『TAKE IT BACK』。新アルバム『MUSi-aM』のリード曲で、これまでのDa-iCEを凝縮させたような攻めのダンスナンバー。全力投球の魂の籠ったパフォーマンスに観客が圧倒される。

そのままの勢いで9曲目の『DREAMIN’ ON』に入る。アニメ『ONE PIECE』の主題歌に起用されたこの曲は、花村想太作詞のパワフルな歌詞と疾走感のあるロックサウンドが特徴的。突き抜ける明るい歌声はさわやかさで背中を押してくれる全員で手を突き上げて合唱し、思わず体が動いてしまうほどの盛り上がりであった。

そして最後は『I wonder』。前曲から続けて入ろうとするも移動のタイミングが上手く行かず、前曲のサビからやり直すお茶目な場面も。ドラマ主題歌に起用され、特徴的なダンスはSNSで真似する人たちも多い人気の1曲だ。歌詞に合わせて変化するカラフルなステージは、ページとして切り取りたい瞬間であった。リモコンを切る動作で音と照明がプツっと途切れ、歓声と拍手で会場が包まれた。

最終曲が終わるや否やDa-iCEコールが響き渡った。大歓声のなか登場しアンコールの『スターマイン』が始まるかと思いきや、立ち位置を間違え一旦中断。「立ち位置って、高校かなんかで習ったんですか?」と大野雄大が一言つぶやき、MCでの中卒ネタの伏線回収。笑いに包まれるも流石の切り替えで曲がスタートし、特徴的な歌詞に合わせて指で数を数える観客も。サビを合唱して会場が一つになり、ボルテージは最高潮に達する。最後に、本公演の主催であるAGESTOCK2024実行委員会のメンバーも登場し、Da-iCE×学生という学園祭ならではのステージが実現した。

この瞬間大事にしない?
未曾有の炎色反応で彩るのは
過去じゃなく未来だけ

過去に執着せず、今を大事にして未来を描く。こうしてDa-iCEと観客の大きなエネルギーによって作られた「AGESTOCK2024 in WASEDA ARENA 〜Da-iCE SPECIAL LIVE〜」は幕を閉じた。

公演を終えて

メンバーが退場した後も拍手は止まず、今回のライブが最高潮に盛り上がったことを物語っていた。公演後には「神セトリで、とにかく楽しすぎた!」や「1時間とは思えない濃さだった。もっとお金取っていいよ笑」という声が観客からあがっていた。

6面(ファンの名称)の方も、今回のライブが初めての方も、パフォーマンスとMCのギャップや普段以上の魅力が詰まった今回のライブでDa-iCEの沼に引き込まれたことだろう。

Da-iCEからみなさんへのメッセージ

AGESTOCK実行委員会主催イベントへのご出演は2019年ぶりとなったDa-iCEの皆様。そこで今回、AGESTOCK2024 in WASEDA ARENAにご出演された感想をいただきました!

たくさんのみなさんを前にパフォーマンスをさせていただくことができて、とても楽しい時間でした。お声掛けいただいたAGESTOCK2024実行委員会の方々にも感謝しております。そして本日ご来場いただいたみなさん、どこかでまたお会いできることを楽しみにしてます!!

セットリスト

1.Clap and Clap

2.I’ll be your HERO

3.CITRUS

4.Pioneer

5.Entrance 6

6.Time is Life

7.Melody

8.TAKE IT BACK

9.DREAMIN’ ON

10.I wonder

EN.スターマイン

AGESTOCK2024 in WASEDA ARENA ~Da-iCE SPECIAL LIVE~

名称 AGESTOCK2024 in WASEDA ARENA
~Da-iCE SPECIAL LIVE~
日時 2024年11月2日(土)
開場 11:00  開演 12:00
会場 早稲田大学 戸山キャンパス37号館(早稲田アリーナ)
主催 AGESTOCK2024実行委員会
ゲスト Da-iCE

※本公演は無事終了いたしました。ご来場いただきまして誠にありがとうございました。


📡情報はこちらのアカウントからも随時配信中

AGESTOCK実行委員会団体公式サイト
イベント公式HP
AGESTOCK実行委員会X
AGESTOCK実行委員会Instagram

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です