2025年11月9日、AGESTOCK実行委員会が主催する『学祭JACK2025 in VERA祭~城田優トークショー~』が開催された。
俳優として、その甘いマスクと歌声で多くのファンを虜にしており、ドラマや舞台監督など様々なステージで活躍の幅を広げている城田優。今回はそんな魅力たっぷりな彼のイベントレポートをお届けする。
華やかな登場
扉が開き、花びらが舞う中、シックな黒衣装に身を包んで登場した城田優。ステージに登壇し、MCによる紹介からスタート。
今回のトークショーに対しての意気込みとして、「学園祭会場は広い体育館など奥に広いイメージがあったんですけど、今回は近くて1番後ろまではっきりと顔が見えます。明るいし素敵ですね。なんか授業したくなります(笑)。」とコメントしていた。
城田優の来世妄想日記
本企画では、今世の記憶をもった状態で生まれ変わったという設定で、人生のライフステージに関する5つの質問に答えていただいた。5つの質問とその選択理由から、城田優のことをもっと知れる企画である。
「準備はよろしいですか?」というMCの問いかけに、「いや、ちょっと30分待ってもらってもいいですか。」とコメントするも、すぐさま「よし!やろう!」と前のめりに。
さらに、最初は赤ちゃんから始まるということで、「赤ちゃん言葉でやってみよう!」と全力で企画に向き合う姿にも期待が高まっていった。
生まれ変わるとしたら?
問題が表示され、『サザエさん』のタラちゃんの声真似で話し始めた様子に、観客は嬉々としていた。質問に対し、タラちゃんの声真似で回答する城田に会場では笑いが起こったが、「ん〜、やっぱりやめていいですか(笑)」と恥ずかしそうに一言。
城田が選択したのは外国で、「日本の魅力として、治安も食事も支え合う心も素晴らしいとした上で、だからこそ外の世界を全然知らないので、そんな中で育って、大事にしたいものなどを見つけたい、学びたい。」と語っていた。
行ってみたい国は沢山あると語る中で、挙げられたのはスウェーデンやスイスなど。自然豊かで心が洗われる国に魅力を感じるとのこと。幼少期をスペインで過ごした城田は、当時を振り返り、風当たりの強さを思い出しながらも、兄弟で支え合っていた絆のことについても話した。
中学の部活でやりたいのは?
「タラちゃんです~!」とここで声真似が復活したが、「中学生になったので!」というMCのツッコミに、「あっ(笑)。」とリアクションするお茶目な一面も。
質問の回答で選ばれたのは運動部。自身の過去を振り返り、中学時代は吹奏楽部に所属し、サックスを吹いていたこと明かした。また、中学時代から芸能界に入っていたため、作品を通して触れることはあっても、スポーツに真剣に打ち込んだ経験がなく、チームプレーやAll for oneのマインドが素敵だと思っていることを話していた。
具体的にどのスポーツがやりたいかと聞かれると、「身長が高ければバスケ。低ければサッカーが良い。」と話していた。「リフティングは最高80回までできます。」と自慢げに話す姿は、とてもかわいらしく、観客は魅了されていた。
どういう仕事に就く?
芸能以外の仕事に就くことを考えたことがないという城田。「だからこそ違う仕事がいい。」と回答。「でも、結局エンターテインメントに関わっちゃうかもしれない。物も人も空間なども作るのが好きで、誰かの為の思考や行動を尊いと思うので、最初からプロデュースする側に回りたい」と現在も行っているプロデュース業に対する想いも語ってくれた。
これまで演じてきた特定の職業で印象に残ったものを問われ、城田は医者と回答。その理由として、22歳の時に麻酔科医の役をやることとなり、実際に大きな大学病院のオペ室の中で心臓手術を見た経験での衝撃を語る。他にも大変な仕事はあるが、特に医者は、自然の摂理に逆らっていると感銘を受けたという。
どんな家に住みたい?
質問に対して「一軒家かな。」と即答した。今自身が住むマンションもかなり改装しているそうで、「自宅が一軒家なら地下からテラスまでやり放題じゃないですか。」と、家を遊園地にしたいという希望も話していた。ただ、「ものづくりは城田に頼ってはならない。」と自虐を交えて、説明書は読まないことやパソコンが苦手なことを明かす。しかしものづくりは好きなため、プロの手を借りながらデザインなどをしたいという。
イメージする一軒家を聞かれると、「外観はスタイリッシュでオシャレだが、ドアを開けたら別空間になっていたり、必須でカラオケルームやスタジオも作りたいし。で、ゲストルームを作っていつでも人が遊びに来れるようにしたい。」と理想の一軒家を語る。
老後の過ごし方は?
退職後のことを聞いたこの質問で選ばれたのは「のんびり」。
「やっぱりのんびりしたいかなっ。疲れたからさっ。」と老人になりきってコメント。平然と続けるMCを相手に「恥ずかしっ(笑)。」と一言。普段からのんびりする機会はちょくちょくあるそうで、休日は(特に家にいる時は)廃人のようにずっとソファーに横になっているという。外と家にいるときのギャップがすごく、誘われたら外に出るが、昔ほど人を誘って遊ぶことはないと普段を振り返って、「既におじいちゃん生活ですね(笑)。」と笑いながらコメントしていた。
インドア派かアウトドア派かという質問に、あまり自分からレジャーや遊園地などに行くことはないが、映画などには行くという。「女性ってディズニーランドに行こうってよくなるじゃないですか。1年に1回行くもんじゃないの?!10年くらい行ってない。」と語る。ただ、USJには毎年のように行くそうで、ミュージカルの休演日に、共演者や関係者とその子どもたちと一緒に行くとのこと。
この企画を振り返って、「新しい人生の妄想みたいで楽しい。」と話し、問題が出てくる時のSEも気に入っているようで、「SEが欲しくなっちゃって帰りの車の中でもかけるかも~。」と楽しそうにしていた。最後にサービスでSEが流れ、この企画は幕を閉じた。
心を1つに!!~以心伝心ゲーム~
次に行われたのは、お題に対して城田優と観客の想起するものが一致するかを図るゲーム。一致した数によって貰えるサイン色紙の枚数が変わる本企画で、観客は何枚の色紙をゲットすることができたのか。
スイーツといえば
城田のことを分かっている観客は、すぐに赤色『チョコレート』の札を掲げる。しかし、城田は自分のファンには厳しいようで、あえて違う回答を出すと宣言し、問題は実質2択に。青色と黄色が半々であがる様子から、観客の悩んでいるようすがうかがえたが、僅差で観客の回答は黄色『プリン』に。
城田が出した回答は・・・黄色『プリン』で見事一致!
自身を大の甘党だと語り、「一番好きな食べ物でチョコと答えるくらいチョコが生きがいだけど、(ファンには)チョコが好きなのがおのずとばれるので(笑)。プリンも1個食べると止まらなくなって、3個一気に食べちゃうくらいすごい好きなので選びました。」と、選択理由にも甘党ぶりが表れていた。
学生時代の初デートといえば
観客は青色『ジャスコ』が何かわからず困惑している様子。「イオンの前の名前です。」とMCから補足が入ると、「なんでじゃあイオンって書かなかったの?(笑)」とツッコミ、観客を困惑の表情から笑顔へと変えていた。回答では3色ともあげられたが、歌のイメージから選ばれた赤色『カラオケボックス』が最終的な回答に。
城田が出した回答は・・・黄色『花やしき』で一致せず。
選んだ理由として、「デートにおいて、同じ経験をして、同じ感情になることが大事だと思うんです。花やしきだと驚きとか、楽しさとかが、横向いたときに同じ感情になってる人がいるわけじゃないですか。同じ感情を味わっている時って泣きそうになるんですよ。だからこそ、直接会って、感情を共有できる学園祭とかイベントごとは大好きです!」と熱く話す。説得力のある理由に、最初は驚きの声をあげていた観客も納得の表情を浮かべていた。
スペインといえば
城田も悩ましいという表情を浮かべたこの問題。難問のため、「スペインといえばだから!!!」と、国名を強調したヒントが与えられた。しかし観客は全くピンと来ていないよう様子で、迷いながらも黄色『サグラダ・ファミリア』と回答。城田のリアクションは絶妙であったが、果たして一致したのか。
城田が出した回答は・・・青『フラメンコ』で一致せず。
「なんでサグラダ・ファミリアが選択肢に入っているの!?フラメンコとパエリアはスペイン全土のだけど、サグラダ・ファミリアはバルセロナの建築物だから!」と選択理由も話すも、観客は納得がいかない様子。「じゃあ日本と言ったらで、『富士山』、『東京タワー』、『お味噌汁』で一番最初に消えるのどれ?東京タワーじゃない?」と聞くも、観客は『お味噌汁』と回答し、一致のしなさ具合に絶句しながら「やってられないわ。かわいそうだよお味噌汁(笑)。」と話していた。
城田優といえば
どれも当てはまる選択肢に、3色すべての札をあげる人も見られるなか、観客の回答は青色『歌唱力』ということに。先ほどの初デートで行く場所といえばでも「カラオケボックス」が多くあげられるほど歌のイメージが強い城田。これまで1問しか一致してこなかったが、最終問題は一致できるのか。
城田が出した回答は・・・青『歌唱力』で見事一致!
「イケメンって出したら、ナルシストやないかいってなるじゃないですか(笑)。芝居も好みがあって、上手下手ってプロでも難しいんですよ。でも歌の上手下手って割と簡単じゃないですか。歌には自信持ってやらせていただいてるので歌ですね。」と選択理由について話していた。
「歌の話をしてると、歌が聴きたくなりませんか?」とMCが話すと、歓喜と期待のこもった拍手が客席から沸き起こり、サプライズで披露していただけることに!
学生や頑張っている人が夢を追いかけられるようにと制作した自身の楽曲『夢の種~I’ll be your side~』サビをアカペラで披露。これまでトークショーを行ってきた雰囲気と180°変わり、透き通る歌声に観客はうっとりと聴き入っていた。
「夢って叶えるのがすごく困難だったり、持つこと自体に否定的になってしまうくらい、世の中って生きるのが難しかったりすると思います。そして近くにいる人から、現実を見るからこそ諦めた方がいいとか言われたりすると思うんですけど、『僕だけはそばにいるよ、あなたもずっと僕のそばにいてね。お互いに支えあっていこうよ。』という想いが込められた歌です。」と、楽曲に込めた熱い想いを語っていた。
ボーナスゲーム
全4問が終了し、2問成功でプレゼントの色紙の枚数は2枚に決定。しかしここで、「2枚って中途半端じゃないですか~。じゃんけんで僕と同じのを出す人が過半数だったらもう1枚増やします!」とサイン色紙を追加できるチャンスを与えてくれた。
結果は、多くの人が城田と同じ『グー』を出し、見事成功!「じゃあもう2枚増やしましょう!」とサービス精神に溢れた城田の発言により、最終的にサイン色紙は4枚もらえることとなり、企画は幕を閉じた。
閻魔大王・城田優のやらかしジャッジメント
最後に行われたのは、事前に募集した「やらかしエピソード」に、閻魔様として有罪か無罪を判断していただく企画。企画を始めるにあたり、会場へのメッセージを聞かれると、「生きるとは容易なものではない。覚悟して、この懺悔の時間を過ごしたまえ。」と、閻魔様になりきってメッセージを送っていた。
1つ目のやらかし
エピソードに関してどう思われるかを聞かれると、「どう思われますか!?」と失笑交じりにコメント。判決では、即座に有罪判決をくだし、「どんな好奇心が生まれても、中に誰がいるとか関係なく、人が入っているトイレを開けちゃダメ!!!」と強く話していた。
2つ目のやらかし
気まずさや切なさなど様々な感情が混じるこのエピソードに、「まず、人の容姿を馬鹿にしてはいけません。」と一蹴。加えて、「1つ目のもそうだけど、エピソードの上の句からアウトなんです。結びの部分に関係ないんですよ。」と、やらかし具合にツッコみ。判決を聞かれると、これまた有罪判決に。「口は災いの元なので。ネガティブな言葉を発する時はそれなりの覚悟を持ってください。自分にも返ってきますから。」と格言のようなアドバイスを送っていた。
3つ目のやらかし
実際にその場面を再現しようとしてみるも、状況の摩訶不思議さに城田も驚きつつ、困惑を隠せない様子。しかし会場にくみちゃんご本人はおらず、詳細はわからないまま。そんな中行われた判決では、本企画初の無罪に。「シンプルに恥ずかしいだけ(笑)。かわいそうすぎるから無罪です。」と投稿主に同情したコメントを残していた。
企画を終え、感想を聞かれると「う~ん、世の中には色んな人がいるね。」と、これまた閻魔様になりきって答えていた。
エンディング
全企画を終え、最後は待ちに待ったサイン色紙のプレゼント。学園祭で生でサインを書くのは初めてということで、観客はその貴重な姿を目に焼き付けていた。サインを書いている最中には岡本真夜『TOMORROW』をアカペラで披露し、どんな時でも観客を飽きさせない姿がみられた。さらに、「せっかくだからもう1枚追加しとく?」と話し、計5枚のサイン色紙が観客に配られた。
最後には城田の「VERA祭!」の掛け声に、観客が「タラちゃんです~!」と応え、記念撮影が行われた。トークショー全体の感想を聞かれると、「全てが印象的で、このように作りこんだイベントも中々ないので本当に楽しかったです。人生とは時に甘くて、時に酸っぱい、恋愛みたいなものなんだなって今日みんな学んだと思います(笑)。」と話し、最後の最後まで観客とのコミュニケーションを欠かさず、ユーモアとサービス精神に溢れたトークショーとなった。
学祭JACK2025 in VERA祭 〜城田優 トークショー~
| 名称 | 学祭JACK2025 in VERA祭 ~城田優 トークショー~ |
|---|---|
| 日時 | 2025年11月9日(日) 開場12:15 / 開演13:00 |
| 会場 | 東京女子大学 24号館 24202教室 |
| 主催 | AGESTOCK実行委員会 |
| ゲスト | 城田優 |
| チケット | 全席指定:1,500円(税込) こちらから購入いただけます |


