#3 学生×音楽 ワヅカの「こたえ」

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こんにちは邦ロック大好きながぴぴです!!

今回、我らが代表川口「こたえ」を見つけるべく大学生バンドのワヅカさんと対談させて頂きました!

いやあ音楽好きとしてはどんなお話が聞けるのか凄くワクワクです!!

 

 

ワヅカってどんなバンド?

 

 

 

 

 

 

Gt./Vo.の菊地さん。 Ba.のぽんさん

Dr.の加藤さん。 Gt.の金盛さん

 

この4人からなるバンドなんです!

AGESTOCKの広報局員である、きょうかちんも大好きなバンドさんで、「モザイク」というライブハウスに通っているとのこと!

 

菊地さんがワヅカについて色々なことを教えてくれました!

菊地さん)コンセプトは「あなた自身の僅かな力に」です。ちょっと付け足すと僕の考え方なんですけど昔のロックミュージシャンの多くは愛と平和を歌ってたじゃないですか?正直音楽じゃラブもピースも出来ないだろって思ってて。でも聞いた音楽でちょっとした何かは変えられるのかなって思って。音楽にはそれしか力がないと思うし、その子の原動力になるんじゃないかなと。それが由来でありコンセプトです。

川口)歴代の凄いバンドさんとは違った考え方で面白いですね。

ながぴぴもすごく素敵なコンセプトだと思いました!!!

 

 

普段の音楽活動

川口)漠然としているんですけどバンドやってたんで気になるんですが、どんな感じで他のバンドさんって練習してるんですか?ひたすら合わせる感じなのか、それともちょっとずつアレンジ加えようかとか。どんな雰囲気でやるんですか?

 

ぽんさん)曲作りとリハで大まかに分けてるよね。リハの時は普通に合わせてます。例えばテンポが180とかの曲だとしたら140で僕がメトロノーム弾いて遅くしてやる。

 

菊地さん)これ凄い難しいいんですよ。テンポ遅くしたから弾けるでしょって思うんですけど、なかなか合わせるのが大変になってきて、間隔が遅くなる分広がってくるんで。

 

川口)4人でやると1つのタイミングで合わせるのが難しくなりますよね。

その練習で作ったものをライブとかで披露するわけじゃないですか?ライブを選ぶ基準とかってありますか?自分たちで探していいライブ引っ張ってきて出ているのか、声かけてもらったライブに出ているとかありますか?

 

ぽんさん)大体基本的にはライブハウス側から提示されて「今日この面子でこの日にやりたいんですけど、ワヅカさんどうですか?」て誘われて決めてます。自分たちが企画することはあまりないですね。

 

川口)僕がやってた頃ってただの学生バンドだったので死ぬ気で色んなライブハウス取りに行ってたけど、(YouTubeで)あの再生回数誇ってたらやっぱオファー来るのかって…

 

一同)いやいやいや(笑)

 

川口)ところで最近のワヅカさんの周りの音楽見て、昔とここ変わったなてありますか?

 

菊地さん)周りにギターロックが増えてきたなという印象はありますね。

 

確かにはやりの音楽変わってきたのかなって、ながぴぴも感じました!

川口代表も後輩たちが最近好きなバンドと自分の好きなバンドの違いに嘆いておりました…

ジェネレーションギャップというやつですね!(笑)

 

 

大学生と大人の境界線

川口)大学生って大人でも子供でもない微妙な立ち位置じゃないですか?ワズカさんは大学生をどんな立ち位置と考えますか?哲学的な質問になっちゃうんですけど。

 

加藤さん)ちゃらんぽらんに生きてたな。学校行かないでずっと遊んでたし。

 

川口)それはちょっと仲間です。

 

一同)wwwww

 

ぽんさん)大人という自覚は一切持ってなかったです。大学入ったばかりの頃は自分凄く子供で周りの4年生とかが大人に見えてたんですけど、気づいたら自分も4年生になっていて。どこからどこが大人と子供の境目かは自分でもわかんないんですけど後輩ができるにつれて自分は大人にならなきゃいけないんだって気持ちになってました。

 

川口)後輩の存在ってでかいですよね。後輩がいるからしっかりしないといけない。

 

金盛さ)僕は大学行ってる時はそんなに考えたことなかったんですけど、それこそ高校生の時までは週5で学校があって朝から夕方まで学校で。でも大学生になると自分で授業組むようになって。逆に大学卒業して就職しましたってなったらまた週5とかでの生活になるし。なので学生っていう身分がある状態で一番自由に何かできた時期なのかなって思います。

 

菊地さん)大人か子供かって観点で行くと世間一般的には大人のくくりになるのかなって思ってます。世間との認知のずれは自分の中にあると思うんですけど18~22の時に自分大人か?って聞かれたら全然大人じゃないなって思います。小さい頃に思い描いていた大人の像とはずれがありました。子供っていう自覚はある。でも世間からしたら大人。

大学生って時間があるじゃないですか。それを利用してアルバイトや僕らみたいにバンドする人だったりいっぱいいると思うんですけど、そういう時間があるのって凄い恵まれてることだなって思っていて。4年制の大学に居て4年間モラトリアムがあるって言うのはしっかり考えられる時間だし。僕も相当迷ったんです。バンドするか就職するか。4年間通して考えることのできた貴重な時間でした。

音楽で行くと決めたのは3年の冬くらいだったんですけど、ものすごく悩んでたんです。決め手は大学の時に何年先を考えてるかって話でした。3年の冬に考える未来って卒業した後の事だったんです。社会人1年目の未来を想像したとき不安でたまらなかったんです。10年先の未来を想像したとき芸術をやるってことはある程度自分よがりじゃないといけないと思ったんです。じゃあ自分よがりを通すのは今まで育ててくれた両親や家族にしっかり話を通してからじゃないとだめだと思いました。今までそういう話を全くしなかったんですけど思い切って実家帰って話をしたんです。もちろん最初は反対されたんですけど考えを身に着けていくうちに尊重してもらえるようになって。まあ認めてもらえたならやるしかねえなって。そこで決めましたね。

 

加藤さん)もともとワヅカやってなくて個人でドラマ―なろうと思ってて。いま師匠居るんですけど、「プロなれますかね」って聞いたら「なれるよ」って言われて。あ、プロなろ思いました。親にも就職しないわって伝えたら、「はーい」って言われて今に至ります。親も何とかなると思ってるから全部。

 

菊地さん)凄いよね。ぱっと決めれる環境であったとしても俺は決められないと思う。やっぱ自分の人生迷うよね。実際迷ってたし。決断力大事だな…

 

聞いていて凄く刺激を受けました。大学生という4年間。ながぴぴも悔いのないように自由に自分自身のこれからを考える時間にしたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

学生ミュージシャンの見られ方

川口)いまはプロのバンドになる!ってところで活動してらっしゃるのかなって思うんですけど、元々学生でバンドやってたわけじゃないですか?その時って学生ミュージシャンって周りからどう見られてきたかなって聞きたいです。大学行かずにバンドやってる人もいれば専門行きながらやってる人もいる。その中でどういう風に見られてたかお伺いしたいです。

 

ぽんさん)大学生で普通にすごい人たくさんいるよね。

 

加藤さん)そこの境界線はあまり感じたこと俺はないかな。結構普通に大学生の人周りに多いし、専門だったりただバンドやってる人も全員同じ感じでやってるんで。

 

菊地さん)さっきの話につながってるんですけど、音楽やるって決めたときにじゃあなんで大学行ったの?って言われたんですよ。音楽家になるんだったら最初から専門とかに行った方がよかったじゃんって。これって正論なんですよ。でも大学生活4年間が無かったら音楽家という道は目指してないと思うんです。というのも大学に進学する人増えてるじゃないですか。大卒のバンドマンってのも普通に居るし若手=大学生バンドマンっていうのが界隈では通ってると思うんです。でもそれってあくまで界隈の話であって、世間一般からすると趣味のレベルなんだろうなって思いましたね。それを説得させるためにある程度やっていくかってところこだわってました。

 

川口)個人的になんですけど趣味で終えちゃう人が多いのかなって思っていて、サークルもそういう意味で入ってる人も多いと思うし。でもレベル高い人凄いいっぱい居るなって思った中で、そういう人たちにもっとスポットを当ててあげる事が大事なのかなって。そうすればいけるかもしれないって希望持ってくれるんじゃないかって思うし、そういう試みが身の周りにあったらいいなとか思ったりしますか?バンドコンテストとか昔からあるし、今の時代ちょっと違うの無いかなって思いまして。実際にプロ目指すって決めた人の意見聞きたいです。

 

菊地さん)僕が思うにバンドコンテストって単純に、そのコンテスト優勝するために音楽やってる人っていないと思うんですよ。じゃあ何のために出るかって言ったらきっかけでしかないんですよ。知ってもらうための。そういう意味でバンドのコンテストって凄く大きな役目を果たしてると思うんですよね。ただそれでスポットが当たるかって言われたら別の問題で、それをきっかけにできるかできないかって言うのはそのバンドの自力次第だと思います。オーディションも所属系のものと評価されるものに2分化されると思うんですけど所属系はここに入りたいって気持ちで受けるんですけど、評価されるものに関してはバンド次第かなって思います。オーディション受けたからどうにかなるって問題ではないと思います。でもありがたい機会だとは思いますよ。あと単純に大きいステージでやれっるってのはありますね。

 

加藤さん)プロになりたいというかサークルでやってる人とかは結構オーディション系申し込んでる感じあります。大きいところでやりたいしね。

 

川口)規模感よくわかってないんですけど3000人の前で演奏できるのって大きいですかね?

 

加藤さん)大きいですね。めちゃめちゃでかいです。

菊地さん)絶妙にないですよね…

 

川口)僕たちがイベントを作ってる会場が3000人キャパなんですよ。そこでできる側からするとどういう気持ちなのかなって思いまして。

 

菊地さん)まあ、ものすごい嬉しいですね。

加藤さん)シンプルにすごいです。

 

菊地さん)単純にこの下北たくさんライブハウスあると思うんですけど300無いところがほとんどだと思うんです。夏に出た会場が400だったんですけどそれでも結構大きいなって印象がありました。僕らがホームにしてるところも300キャパなんですけど、単純にそれの10倍って考えたら相当でかいですよね。普通の箱イベントでもソルドアウトすると300って相当入るので、それの10倍って考えたら凄いです。ぜひやりたいです。

 

川口)イベントを作る側からしたら凄く新鮮な声が聞けたなって思います!!

 

 

大学生へのメッセージ

川口)今の音楽やってる子も含めたすべての大学生に向けて一言ずつ。

 

菊地さん)4年間っていう与えられた時間があって、それって決して当たり前の事じゃないと思うんです。これ口が酸っぱくなるほど言われたことなんですけど、やりたいことをその中で見つけなさいてこと凄い言われてて。正直俺、別に見つけなくていいんじゃないかなって思ってて、結構無責任ではあるんですけど、人生って「なるようにしかならない」と思ってて、そのなかでやりたいことを見つけられた人が幸運なのかなって思います。それぞれ違う道ですが人生やり直したときにもう一回同じ人生歩みたいなって思える選択を随時したらいいと思います

 

ぽんさん)自分はそんな大きなこと言うつもりはなくて、大学生に向けて何か言うとしたら、自分後悔の多い大学生活を送ってきんです。閉鎖的な空間に居て部活しか知らず狭いコミュニティしか知らなかったので、今の大学生に伝えるとしたら、もっともっと広いコミュニティに手を出すというか人脈を広げていったり、そういう楽しみ方を見つけてほしいです。

 

加藤さん)最近自分若くないなと感じてて、それに自分の周りにも19、20くらいでめっちゃ凄い子とか出てきてるし。大学生自由な時間が多いので早めに行動しようと伝えたいです。あとしいて言うならみんな授業に出ようっていう。頑張りましょう!

 

一同)wwwww

 

金盛さん)大学に入ってから自分で授業組んでそれに自分で行く。俺どうしてもそこに関して自分に甘えてしまって行けなかったりしたんです。その中でも部活動やったりバンドやったり何でもいいんですけど自分が楽に過ごせる場所というか、一番仲良くできる友達というか、そういうのを見つける事がすごく大切なんじゃないかと思います。

 

 

ワヅカのみなさん凄く貴重なお話ありがとうございました!

自分自身大学生活を送っていくうえでも凄く為になる!そう感じました!

最後に!ウェブマガポーズも!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ワヅカ(https://wazuka.aremond.net/

 

【今後のイベント予定】

4/26 the fleece. pre 2nd.epレコ発企画 「月面にて」@Thunder Snake ATSUGI

5/6 GOLD RUSH 2019 @新栄〜栄エリア 5会場以上

5/7 「BruteRocks “DEAD END, but Go.” Release Tour」@新宿SAMURAI

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