【学祭JACK2019】慶應生って実際どうなの?みんな気になるあの三田祭に潜入してみた!

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“ 慶應生?まじか、チャラいな!”

“ あ、あの不祥事多い大学か笑 ”

お久しぶりです、かずきちです。数ヶ月ぶりに記事を書きます。

僕が通う大学の名前は “慶應義塾大学”

皆さんはどんなイメージを持ってますでしょうか。

大学どこ?と聞かれて慶應!と答えると最初にあげたようなマイナスなことを言われてしまうことがあります。

もちろん残念ながら、慶應義塾大学にチャラチャラしてたり、不祥事を起こしてしまっている人がいてしまうのも事実…。

しかしそれはこの大学の一面を過大に見てしまっているだけなのではないでしょうか。

今回はそんな慶應義塾大学が誇る日本最大級の学園祭 “三田祭” に行って慶應生の真の姿を調査してきました!

日本最大級の学園祭 “三田祭” とは?

三田祭は慶應義塾大学の三田キャンパスで行われる日本最大規模の学園祭です。

毎年11月に4日間実施され、今年は11月21日から24日にかけて行われました!

本年度で第61回目の歴史ある学園祭で、毎年合計20万人ほどの人が来場し、400以上の団体が参加しているそうです。

まずはぶらり、三田祭の雰囲気を満喫!

三田祭に到着すると、まずキャンパスの中を歩き回り雰囲気を調査しました!

三田キャンパスって実は広いキャンパスって訳ではないんです。そんなキャンパスにいろんな出店や特設ステージが並び、あふれんばかりのお客さんが押し寄せます。

まさにお祭りという雰囲気の学園祭です!

出店に取材!慶應義塾大学ミックスフットサルサークルorange dayさん!

三田祭の雰囲気を満喫する中、気になる出店を見つけたので取材させていただきました!

慶應義塾大学ミックスフットサルサークルのorange dayさんです。

キャンパスを歩くと、今年話題のあのシーンを模した看板が…笑

 

色々聞いていきます!

普段はどんな活動をされているサークルですか?

加藤さん
基本的な活動としては週に一度フットサルをしています。また僕たちは大会に向けてというわけではなく、フットサルを楽しみながらみんなで仲良くなるという感じなので毎月フットサル以外にも合宿やバーベキューなどのイベントも行っています!

普段はフットサルを楽しんでいるサークルさんでした!

大学のサークルではアットホームな居場所を求めている人が多いのではないでしょうか。

出店におじゃました時もそんな仲の良い雰囲気で僕たちを出迎えてくださいました!

 

三田祭って、皆さんにとってはどんな存在ですか?

加藤さん
普段大学だとクラスが一緒とかじゃないと、なかなか他のサークルの活動を知ることはできなくて。だから三田祭はジャンル関係なくいろんな人の活動を見ることができる場所って感じですね。他の人の活動を見てモチベが上がったりします!

サークルって当然共通の趣味や思いを持った仲間内で活動するもの。

だからこそいろんな団体が外向きに、いろんな人に向けてアプローチする三田祭という場は、サークル同士の交流であったり個人としていろんな世界を見るために慶應生にとって大事な存在になっているのかもしれませんね!

集合写真からも仲の良い雰囲気が強く伝わってきます!

リアルちはやふる!?慶應かるた会さんに取材してみました!

さてさて、三田祭を歩き回り出店を出しているサークルの方とお話しさせていただいた取材班ですが、この三田祭に来る前から気になっていた団体さんがあります。

それが慶應かるた会さんです!

『ちはやふる』という作品、皆さんご存知ですよね?

競技かるたに真剣に向きあう少女の姿を描いており、見に行ったよ!っていう方もたくさんいるのではないでしょうか。

実は慶應にも競技かるたに取り組む団体があります。

しかも日本中の大学が参加する大学選手権では団体戦の部1位、個人戦の部でも大学代表が1位を獲得するなど大活躍。

そんな競技かるたに熱意を注ぐ慶應かるた会さんに今回は取材させていただきました!

取材スタッフも体験!優しく説明してくださいました!

まず競技かるたってなんだ?

先程もふれた作品『ちはやふる』で競技かるたの存在は結構皆さん知っているのではないでしょうか。

しかし実際どんなの?と聞かれると説明できないもの。会員の土屋さんに詳しく教えていただきましょう!

土屋さん
競技かるたは百人一首を使います。3列の陣地にかるたを並べ、先に全てのかるたをなくした方が勝ちというルールです。自分の陣地のかるたを取った時はそのままそのかるたをとり、相手の陣地のものを取った場合は自陣から一枚かるたを送れます。こういったところの駆け引きなどが見所です。

なるほど。お正月などにおじいちゃんの家でするかるたとは違って、自陣敵陣のルールが面白いですね!1試合でかかる時間は1時間半ぐらいになることも多いそうですよ!

それではここからお二人と慶應かるた会のお話を聞いていきましょう!

競技かるたを始めたきっかけは?

矢野さん
私は祖父が百人一首を教えてくれていて、それがきっかけです。小学一年生の時から覚え始めて、4年生で初めて大会に出ました。その時に5位をいただくことができて、それでかるた会に入ろうかってなって。

やはりおじいちゃんやおばあちゃんの影響で幼い頃にやったよ〜って方は記事を読んでくれている人の中にもいるのではないでしょうか。今や大学代表戦で1位の矢野さんもそんな人の一人だったんですね!

土屋さん
僕は大学生になって慶應かるた会に入った4月に始めました。

土屋さんは大学1年生から始めたそうです!大学生になって何か新しい事を初めてみたよっていう人は多いはず。

僕も一年生でかるたという選択肢を知っていたら土屋さんのように始めていたかもしれません!

大学で1位になった今の目標は?

矢野さん
高校・大学と日本一を取ってきて、やっぱり枠組みなく日本で、世界で一位になってみたいっていうのはありますね。なので今の目標はクイーンになることです!

クイーン…?

なんでも、かるた会では日本一の称号としてクイーンと呼ばれるものがあるそうです。

矢野さんは優しくお話ししてくださったのですが、その言葉には1位を目指すその熱意がしっかりとのっていました。

他にも矢野さんのお話をお聞きしたのですが、なんと現在かるたでは7段を持っているそうです。

4段以上の階級をA級というそうですが、そのA級の人しかいない大会で10回優勝すると7段になれるそうで…。

すごすぎる!!!

慶應かるた会さんにとって三田祭ってどんな存在ですか?

こちらは先程の『orange day』さんにも聞かせていただいた質問です!

土屋さんが答えてくださいました!

土屋さん
慶應かるた会は今年で三田祭に出展させていただくのが3回目で、今年は例年行なっている体験会やふだ読みに加え、ドリンクの販売も行なっています。三田祭では普段は忙しくあまり参加できないようなメンバーもみんな集まって楽しく活動をするので、競技かるたについてお客様に知ってもらうだけでなく、会員同士も仲良くなれる貴重な機会になっています!

大学生になると様々な人がいるので、毎回練習に来て活動をする人もいればたまに来て活動するメンバーもいる団体が多いのでしょうか。土屋さんの言葉からは三田祭が会員さんに取って大事な交流な場所にもなっているということと同時に、慶應かるた会がいろんな人を受け入れて競技かるたを楽しんでいる団体さんなんだということが感じ取れました!

慶應かるた会さんの公式Twitterはこちら!

ダンスでメインステージに華を。dance crew esさん!

学園祭の一つの醍醐味といえば、メインステージで行われる多種多様なパフォーマンスです!

実は筆者も三田祭1日目にパフォーマーとして出演していたり…笑

今回はパフォーマンス団体の王道、ダンスサークルさんに取材させていただきたいということでdance crew esさんに取材させていただきました。

様々なパフォーマンスがある中で、彼らは何を想い踊るのか。

その姿に迫ります!

dance crew esさんとは?

dance crew esさんは、Revolveさん、Dancing Crew JADEさんと並んで慶應三大ダンスサークルと呼ばれることもある慶應内最大規模のダンスサークルさんです!

なんでも1学年100人ほどメンバーがいらっしゃるようでその規模感を感じました。

サークルの雰囲気を、今回お話を伺った矢澤さんにお聞きすると、

矢澤さん
イベントごとに練習があるのですが、それが一年生からずっと続いていくのでとても仲の良い雰囲気です! 練習が終わった後もメンバーの家で集まってお鍋を囲んだりとわいわい楽しく、かつ真剣に活動しています!

私かずきちも大学内で練習しているesさんを見かけることがあるのですが、やっぱり楽しそうな雰囲気で練習している姿が印象的です!

ステージはどんな感じ?

気になるのはそのステージ、今回はesさんのパフォーマンス画像を載せさせていただきます!

パフォーマンスを終えたメンバーは熱意であふれていますね!

三田祭ってどんな存在?

名前
僕達は三田祭でのパフォーマンスのことを “est” と呼ぶんです。Strongestみたいに英語の最上級についてるあのestですね。これにはそこに全力をかける、いろんなことやってるけど一番力を注いで取り組む場所っていう意味を込めてて。これが僕達にとっての三田祭ですね。

確かに三田祭を歩いているとあちこちに “est” の文字が書かれた張り紙がしてあります。あの言葉にはesさんの三田祭にかける想いが詰まっていたんですね!

esさんのメインステージでのパフォーマンスはあいにくの雨、床が滑ってしまう厳しいコンディションだったのですが、それでも全てを出し切ろうと全力で演技する姿が目に焼き付きました。本気で思いをぶつけ合って作ってきたからこそ、お客さんの心を動かすようなショーケースが作れる。esさんからはその熱意がすごく伝わってきました!

 

今後の目標は?

矢澤さん
僕達だけじゃなくて他のダンスサークルさんも持ってる想いだと思うんですけど、ダンスサークルの地位ってすごく低いんですよ。なんかチャラチャラしてるなぁみたいな。でもそうじゃなくて、ダンサーとしてダンスに向き合いひたむきに頑張っているところをもっとみんなに見て欲しい。伝えたい。これが目標ですね。

これは慶應生が抱かれるイメージとすごく似てますね。ダンスサークルというだけでなぜかチャラいっていうイメージを持つ人がいる。

全力で頑張っていることがきちんと伝わるように、見てもらえるように活動すること。本当に頑張って欲しいなとステージを見て感動したからこそ感じました!

dance crew esさんの公式Twitterはこちら!

最後に!

慶應生は熱い。

いかがだったでしょうか!

当たり前ですが、大学にはいろんな学生がいます。

どうしてもマイナスなニュースなどに目が行ってしまいがちですが、熱意を持って真剣に、そして楽しく活動している学生にもぜひスポットを当ててみてください!

今回取材にご協力していただいた、orange dayさん、慶應かるた会さん、dance crew esさん、そして三田祭実行委員会さん本当にありがとうございました!