こんにちは、まきです!
大学生のみなさん、学祭シーズンがやって来ましたね!!学祭の雰囲気ってすごくわくわくしませんか?
わたしが毎年特に楽しみにしているのが、パフォーマンスサークルの公演を観ること。出演者がみんなキラキラしてて観てるだけで楽しくなってきます、、、!
今回はそんなパフォーマンスサークルの中でも一際異彩を放っている
早稲田大学学ラン雑技団『バンカライズム-万色主義-』
の代表安江さんにインタビューをさせていただきました!
人間科学部3年 安江祐太さん
このサークルについて
ーどんな団体ですか?
僕達は早稲田大学の学ラン雑技団と申しまして、学ランを着てパフォーマンスをするパフォーマンス団体です。僕の代で4年目です。
ほかのパフォーマンスサークルと大きく違うのは、パフォーマンスと企画という2つの活動の軸を置いている点です。
ーどうして企画を行うんですか?
僕達の団体は「全ての人の野心に火をつける」という理念のもと行っているんですけども、どうしてもパフォーマンスだけでは達成するのに不十分で。その原因は見てくれてるお客様と僕達パフォーマーとの間に物理的にも心理的にも距離があるからではないか、と初代の方が考えて企画も行うようになりました。
例えば野望企画という、色々な人に協力してもらって大きな布に夢や目標を書いていただいて、それを僕達がステージでパフォーマンスに乗せるみたいなことをやってます。
ーそもそも雑技団ってなんですか?
僕達はパフォーマンスのジャンルや枠っていうのを設けてなくて、例えばストリートダンスサークルのようにロックもやるんですけども、それ以外にもヌンチャクとかバトントワリングとかアクロバットといった色んなものを用いてます。
それらを「雑技」と捉えて、そういったものをひとりひとりが表現出来るという意味も含めて雑技団と名乗らせていただいてます。
メンバーについて
ーどんな人が多いですか?
普通は春に新歓活動を行うと思うんですけど、僕達は早稲田祭の後に行ってまして。だから「本気になれるものが欲しい」とか「なにか新しいことに挑戦してみたい」っていう熱い思いを持った人が多いですね。
ーダンス初心者はどれくらいいますか?
総勢41人いますがほぼほぼ全員初心者ですね。僕達の代だと数人ダンス経験者はいるんですけど全体の1割程度なんで、初心者でも振付や構成を作ったりすることは全然あります。実際に僕も高校まで軟式テニスをやっていてダンスは未経験でした。
ーダンスが得意じゃない人も入れますか?
大丈夫ですよ!雑技ってパフォーマンスだけじゃなくてもいいんで、動画編集をする人とか企画を考える人とかもいます。ダンスはもちろんやってほしいけど、各々の武器を活かして輝ける道があると思うので。
ちなみにあまり押し出してはいないんですけど一応他の大学の方でも入れるっていう形にはしています。現在は法政大や東京女子大の方などが在籍しています。
普段の活動について
ー練習はいつ行っていますか?
基本的には週2日で、木曜日の18時半から21時半と土曜日の10時半から13時半に学生会館でやってます。また、隔週で月曜日の18時半から21時半も行ってます。ステージ前は週3日になり、臨時で増えることもあります。
合宿もあって、この時期は早稲田祭前強化合宿っていう位置づけでレクやコンパは全然せずにダンス詰め詰めでやってて。去年の例で言うと、宿に25、6時間居るうちの20時間くらいは練習してたっていう(笑)
ー活動の中で楽しいと思った時はいつですか?
今まで練習してきて、ステージに立って多くのお客様に見られてその中で自信を持ってパフォーマンス出来た時はたまらない達成感で溢れます。先日に前月祭というステージに出させていただいた時も感じました。
ー逆に辛いと思った時はありますか?
どうしても代表っていう立場である以上より高みを目指していきたいので、どうやったらみんなのモチベーションを上げられるかっていうところにめちゃくちゃ苦労してました。
具体的にはみんなが練習に集中しやすいように休憩を細かく挟んでみたり、ポイント集を配って「次はここを意識してやってみよう」ってアドバイスしたり…。あとは自分が前に立って盛り上がった状態から練習を始めたりとか色んなことやってました。
万色祭について
ーどんなイベントでしたか?
今年の9月2日に新宿ReNYという所で行われたもので、内容としては単独公演というよりはバンカライズム主催の合同イベントといった位置づけで、総勢18団体さんに出演していただきました。
ーどんな団体が出演したんですか?
早稲田の踊り侍さんや三津巴さん、慶應の総音研さん以外にも、放送研究会さんや早大TAPIO☆KAIさんなどパフォーマンスサークル以外も幅広く出演していただきました。
なんでこんなにジャンルを問わずに呼んだかというと、どうしてもサークルって界隈で別れがちっていうのと、特に現状パフォーマンスサークルだけが注目されるのが勿体ないと思ってて。それぞれの団体がものすごくいい個性を持っていることを早稲田全体でもっと押し出していけたらいいなっていう思いを込めて今回イベントを実施しました。
ーテーマは何でしたか?
テーマは「魅せろ、君色(きみから)」となっていて、これは僕達の団体の今年度のテーマでもあるんですけど。
ひとりひとりの個性を大事にしてそういった個性を持っている自分に気づいてほしいっていうのと、各々が持っている個性を自分自身で発信してほしいというふたつの思いを込めて設定しました。
今後の予定について
ーどんなステージに出る予定ですか?
色々ステージに出させていただくんですけど、直近で言うと10月17日の昼休みにMuseumLIVEというのがありまして、早稲田の3号館前でトリで踊ります。
あと10月27日の所沢キャンパス祭と11月2日、3日の早稲田祭ですかね!それが終わったら新歓が始まります。
ー新歓の日程は決まっていますか?
まだ全然なんですよ…。新歓活動に関しては次の代に任せて僕らは一切関わらないことにしてるんで何も知らないです(笑)※2019年12月現在、5期生の募集は終了しています
ていうのも、サークルの名前の「万色主義」にもあるように、僕達は代ごとの色をとても大事にしてまして。代ごとにパフォーマンスや企画の特徴も違うのかなと思います。
ー選考はどのように行うんですか?
ダンスの選考じゃなくてその人の思いや人柄に重きを置いています。なので毎年少人数にはなるんですけど、その分ひとりひとりの個性や思いを感じます。
で、その志望理由とか見てたら本当にみんな色んなバックグラウンドがあって色んな思いを持ってバンカラに来てくれたんだなって。そういう所も含めてやっぱり楽しいですね。
実際の練習風景
後日実際の練習にお邪魔させていただきました。一言で言うとめっっちゃカッコよかったです!
練習が始まる時に代表が「おっしゃ!」と気合を入れて、メンバーの皆さんも「うぇい!」と掛け声をして盛り上げていて、とてもいい雰囲気でした。
野外で夜の練習ということで、些細なところも何度も確かめて調整してて揃えるのが大変そうでした、、、
しかし動きが揃った時は皆で「おおーー!いいじゃんっ!」と満足していて、こういうことの積み重ねで団結力が強くなっていくんだなと思いました。
メンバー全員のダンスへの、そしてバンカラへの熱意が見てるわたし達にまで伝わってきました。お忙しい中本当にありがとうございました!
以上バンカライズム-万色主義-の代表安江さんへのインタビューでした!
個人的にこのサークルに対してちょっと怖そうっていうイメージを持っていたんですが、全くそんなことはなくとっても優しくて感動しました。
インタビュー中も並々ならぬ熱い思いが伝わってきて、ダンスが大の苦手な私でも入りたくなりました(笑)
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今回は貴重なお話を本当にありがとうございました!
安江さんは早稲田祭で引退してしまいましたが、これからも応援していきます!!