こんにちは!
この春発行されたFREE PAPER AGESTOCK 春号 にも掲載されている、「リュックと添い寝ごはん」さんの独占インタビューを2部構成で公開しています!!
前回の第1部では、リュックと添い寝ごはんの4人に「四季ツアーについて」、「新曲・新アルバム制作について」、「全国流通盤リリース、メジャーデビュー時からの変化」、「バンドとしての目標」の4項目についてインタビューしました!
第2部では一体どんなことを語っていただけるのでしょうか?
それではさっそくインタビューの続きに参りましょう♪
目次
ツアー中に食べた”ごはん”について
――「『リュックと添い寝ごはん』ということで、ちょっと名前をもじらせていただいた質問になります。四季ツアーの中に食べた中で美味しかったご当地グルメはありましたか?」
宮澤「福岡の『びっくり亭』!」
堂免「『びっくり亭』だ!」
ぬん「あれ、ちょっと行ってないな、、。」
宮澤「なんか、顔色悪かったよね。」
ぬん「体調悪くなっちゃって。」
宮澤「『びっくり亭』めっちゃ美味しかった。」
ぬん「もつ鍋、もつ焼き、、。」
宮澤「福岡ばっかだね。」
堂免「直近で言うと、香川で食べたうどん。」
ぬん「うどんね。」
宮澤「めっちゃ食べた。4杯食べた。あ、5か、合計したら(笑)」
堂免「合計は5だね。」
宮澤「1日目で4杯。で、次の日2日目で2杯食べて、、。」
――「腹十二分目くらいですね。」
堂免「うどんはふたすすりなんで大丈夫です(笑)」
学生時代のリュックと添い寝ごはんを支えたソウルフード
――「そうしましたら、学生時代によく食べていたソウルフードはありますか?」
松本「学生時代に食べていたものですよね。ファミリーマートの自販機が高校の頃あって、部活がある日はやっぱりお昼の弁当じゃ足りなくて、そこで買ってたんですけど。そのツナパンが…」
宮澤「懐かしい…!ツナパン。」
――「そんな食べてたって記憶にあるほどですか。」
堂免「ほんっと、毎日ツナの匂いしてたもんね。」
松本「人気が全然ない。自販機って結構放課後売り切れてること多くて、唯一ツナパンだけストックめっちゃあるみたいな。」
――「皆さん食べたことはあるんですか?」
堂免「ある、おいしい…。」
宮澤「食べたことはない。」
松本「めっちゃめちゃおいしいんです、あれ。おいしいよね。」
堂免「美味しい。」
松本「ファミリーマートのツナパンは結構食べてましたね。」
――「もう食べていないですか?」
松本「もう食べてないかな。なんならもう置いてないよね。」
――「やっぱ学校にあったからこそっていう感じですね。なるほど。ほかの方々はありますか。」
堂免「僕はあれかなメロンパン。コンビニの、主にファミマなんですけど学校に行く途中に、土曜日も。もう本当にお金貯めていて機材を買うお金を貯めるのがやっとで、その日々の昼飯代を頑張って削らなきゃいけないときに、ほぼ毎日昼ご飯を水とメロンパンだけで凌いでいました。」
宮澤「そうなんだ。」
――「皆さん知っていましたか?」
松本「知らなかった…。」
――「衝撃的な話なんですね。」
堂免「メロンパンが100円で売ってるのに、こんなにでっかくて一番お腹いっぱいになるから。」
――「味が好きだったっていうよりはそこの理由が強いんですね。」
堂免「そう、コスパが良い。」
宮澤「と、水なんだよね(笑)。」
堂免「腹が膨くれるから!」
――「確かに。ぬんさんはありますか?」
ぬん「ソウルフードっていうのがありすぎて、逆に。その近所のラーメン屋さんもそうですし。これをソウルフードっていうのかわかんないけど母親のお弁当とかも。」
――「素晴らしい。素敵ですね。」
ぬん「そうだね。毎日同じ弁当を同じ具材で作ってて。ゆかりご飯とソーセージ、ちょっと甘めの卵焼きと昨日の残り物の定番セットが三年間ずっとそれで。そういうのもあるし。」
松本「マジソウルやな。」
ぬん「あとセブンイレブンのコンビニのネギ塩カルビ弁当とか、友達の家の近くの家系ラーメンとか。いっぱいあります。」
――「やはり一番強いのはお弁当ですね。愛情籠ったお弁当ということで。宮澤さんはいかがでしょう。」
宮澤「一緒かもしれない、おにぎり。はい、お母さんが毎日に作ってくれたけど、毎日同じふりかけだったから『もうそのふりかけやだ』って言ったら塩おにぎりになりました。」
――「もともとは何のふりかけでしたか?」
宮澤「なんだったっけな、カツオみたいな。茶色いヤツで、最初めっちゃ美味しいなって思ってたけど毎日だと飽きてきて、嫌だって言ったら塩になって、海苔つけてって言ったら、海苔塩おにぎりになりました(笑)。」
――「結果的にはどっちの方が好きですか?」
宮澤「海苔塩おにぎり。と、さらしぼ。さらっとしぼったオレンジ。」
堂免「さらしぼー!ヤバい。」
宮澤「オレンジジュースがあったんだけど、つぶつぶが入ってんの。」
堂免「1階にしかなくて。」
宮澤「いや、3階にもあったよ。学生の時ずっと飲んでたのに急になくなったんだよねあれ。」
堂免「結構売り切れもしてた。」
宮澤「なのに普通に販売停止ってなって、でも復活したんだけど、復活のときも復活初日に買いに行った。めっちゃ好きだった。「さらしぼ」って書いておいて(笑)。後から見てなんのこっちゃわからなくなるだろうけど(笑)。さらしぼは青春の味。」
松本「さらしぼが一番飲んでた。」
学生団体ということでの質問
――「学生に一番聞いてほしいご自身の楽曲を1人ずつお伺いできたらと思います。」
松本「僕は『わたし』。」
――「『わたし』、私も大好きな楽曲です。理由を教えてください。」
松本「『今を強く生きる』というのをメッセージとして歌詞を書いていて。学生時代、環境が常に変わるので、その中で「わたし』という曲が寄り添える一つの柱になったらいいなと思って。」
堂免「僕も『わたし』です。自分の曲に助けられたこともあって。本当につらいときに最後に頼れる曲なんじゃないかなって思うので。暗い気持ちの人やつらいことがあった人もこの曲を聴いて、一歩踏み出せるような曲だと思います。」
ぬん「僕はみんなに言われて、『わたし』もアリだなと(笑)。」
――「元々は何を考えていましたか?」
ぬん「個人的には『everyday』。気持ちが沈むこともあるじゃないですか。そういうときにこそ、こういう明るい曲を聴いて元気を出してほしいというか。」
――「ミュージックビデオからも元気をもらえる楽曲ですね。沢山笑わせていただきました。」
宮澤「ありがとうございます。」
ぬん「明るい感じが、学生らしいじゃないですか。楽しい、わちゃわちゃやっているような、そういう気持ちを忘れずにという感じですね。」
――「宮澤さんはいかがでしょう。」
宮澤「『青春日記』か『わたし』だなと思ったんですけど、『わたし』だとかぶりますよね。『わたし』は、自分が落ち込んだときにこの曲の歌詞に助けられたっていうのもある。歌詞もいいし、最後がガーっていく曲ですけど、そこの部分でも自分が泣きそうになるくらい辛いときがあって、そのときに助けられた。なので、辛いことがあったら助けてもらえる曲なんじゃないかなって思いました。『青春日記』は全然逆で、最後の『僕らの青春はここからだ』って。そんな歌詞でしたよね(笑)?本当にここからだし、ここだし、みたいな気持ちです。」
学生時代にリュックと添い寝ごはんを支えた楽曲
――「自分たちが学生だったときに、皆さんを支えていた印象に残っている楽曲はありますか。」
松本「僕は割と高校の頃とか登下校の時結構よく音楽聴いていたので。その時に東京事変の『女の子は誰でも』って曲があるんですけど。その歌詞が僕は男だけどグッときたというか。女の子は強いんだぞっていうのが全体的なメッセージであるんだけど、なんかあの曲を聴きながら登下校するとやっぱり自分が主人公というか、明るい気持ちになれたので。だからそういう曲を作りたいなと思ったのも、多分登下校中に聴いていたああいう曲がきっと影響していると思います。」
――「ぬんさんはいかがですか?」
ぬん「学生時代に聞いていた曲ってことですよね。僕は個人的には高校生の時に通学の時聞いていた、RADWIMPSの『五月の蠅』っていう曲です。あれってなんかすごい怒りの曲なんですけど。あまり僕が怒らないがゆえに、何かその曲を聞いて何か怒りを発散している感じというか。なんか音楽聞くだけで怒りを発散できるってすごい面白いなって感覚で聞いていましたね。
――「堂免さん、お願い致します。」
堂免「突然少年の『火ヲ灯ス』って楽曲が初めて聞いたときにめちゃくちゃ衝撃を受けました。そこからずっと好きな曲なんですけど。なんか本当に心に火を灯してくれるというか。なんか朝聞いてると、その日一日頑張ろうって思うぐらいの活力がもらえる曲です。」
――「ありがとうございます。宮澤さんはどうですか。」
宮澤「UVERWORLDの『PRAYING RUN』って曲ですね。歌詞に『全部やって確かめればいいだろう』って言葉がすごいいっぱい出てくるんだけど、『やらなきゃわかんないよね』みたいな、全部やってみようっていう気持ちになって、励まされる。今でもライブ前でも結構ずっと聞きます。」
――「皆さん今でも結構聞かれますか?」
松本「僕はあんまり聞いてないかな。」
宮澤「聞きます(即答)。」
バンドとしての目標
――「高校生バンドの頃から、全国版リリースであったりメジャーデビュー、そしてワンマンライブ、全国ツアーと、着実に歩みを進めてきていると思うのですが、今の『リュックと添い寝ごはん」というバンドとしての目標、またはバンドとして理想とするアーティスト像はありますか?」
宮澤「日比谷野音。日比谷野外音楽堂にワンマンで立ちたいです。一個の大きな目標として。」
――「バンドとして憧れるアーティストはいますか?」
松本「これといって理想にしてるアーティストはないんですけど、仲の良さというのはバンドならではというか、バンドだからこそ出る面白さかなと思うので、それは大事にしたいし、逆に僕らを見て『バンドやりたいな。音楽やりたいな。』と思う人が増えていったらいいなととても思いますね。」
堂免「僕もあまり理想がなくて。その時々変わるんですけど、それによって『リュックと添い寝ごはん』というバンドとして確立できたらなと思います。」
―― 「『リュックと添い寝ごはん』という一つのバンドとして誰かの憧れに?」
堂免「僕らそのものが憧れてもらえるようになれたらなと思います。」
ぬん「僕も思いつかなくて。『長く愛されるように』ではありたいですね。」
宮澤「今ぱっと思いついた人としての理想は『go!go!vanillas』のジェットセイヤさん。寛容な人だし、プレイにはストイックだから、そういう人になれたらいいなと思うし、超えていきたいなとも思うし。でも、理想は多分たくさんあるから出てこないのかなって思います。」
読者へのメッセージ
――「読んでいる大学生を中心とした読者の方々・ファンの方々にメッセージをお願いいたします。」
松本「そうですね、今日インタビューで言った通り学生は凄く特別なものではあるけど、それだけじゃないし、今をこうひたむきに走っていたら、いつでも心の中は『学生時代』だと僕は思うので、ひたむきに今を走り出して欲しいなって思っています。」
堂免「僕らは常に変わっていて。信念は変わらないけど、常にちょっとずつちょっとずつ変わり続けるバンドだと思っているので、その一瞬一瞬をもっと大事に、その一瞬一瞬を逃さないように見ていってくださると有難いです。」
ぬん「今、つらいことがあったり楽しいことがあったり、いっぱいあると思いますけど、そんなときもリュクソの楽曲を聴いてほしい。どの感情にも寄り添うバンドだと思うので、そういう時、色んな日常でずっと音楽を聴いてねって。」
宮澤「ファンに向けて言います。好きでいてくれる人が好きです。離れちゃっても戻ってきてほしいし、好きっていう感情があったら私たちも好きだよという気持ちで、楽しんでほしいという気持ちで頑張るのでお願いします。」
↑2016年当時のリュックと添い寝ごはんのメンバー
プロフィール
Vo.&Gt. 松本ユウ / Ba. 堂免英敵 / Dr. 宮澤あかり / Gt. ぬん
2017 年 11 月 10 日結成。
東京都内を拠点に活動中、平均年齢 21 歳の 4 人組バンド。通称・リュクソ。 高校在学中に初の全国流通盤リリースを経験した後、2020 年 12 月に 1st フルアルバム『neo neo』で スピードスターレコーズからメジャーデビュー。どこか懐かしさを感じさせるメロディと温かみのある 視点の歌詞で注目を集める。11 月 9 日には、4 人体制初となるフルアルバム「四季』をリリース。
公式サイト | 公式Twitter | 公式Instagram
Apple Music | Spotify | LINE MUSIC
↓情報はこちらのアカウントからも随時配信中
AGESTOCK実行委員会団体公式サイト
AGESTOCK実行委員会Twitter
AGESTOCK実行委員会Instagram