BiSH モモコグミカンパニー 単独インタビュー【AGESTOCK2023 in 国立代々木競技場 第一体育館】

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3月5日開催のAGESTOCK2023 in 国立代々木競技場 第一体育館

開演に先駆け、BiSHの モモコグミカンパニー さんの単独インタビューを公開!

「一日一日が特別。会場が黄色に染まる景色を見れて良かった。」

AGESTOCK最初で最後の単独インタビューで、モモコグミカンパニーが語った事とは…?

BiSH モモコグミカンパニー 単独インタビュー

ー今回の代々木第一体育館でのステージ、イベントへのお気持ちをお聞かせください。

代々木第一体育館は、BiSHとして、コロナ禍で初めて『REBOOT BiSH』っていう有観客で声出しなしのワンマンライブを開催した印象が強くあって、凄く特別な場所なので、今回AGESTOCKさんで出させてもらえるのは凄く楽しみです。

ー今回のイベントを始め、様々なテレビ番組、フェス、イベント等で「BiSH最後」と表されることが多いと思いますが、「最後」という言葉はやはり意識されますか?

意識しますね。最近は特に意識をしていてBiSHは、コロナ前はライブの後に必ず特典会というものをやっていたんですね。そこで、ファンの方と直接会って触れ合う機会があって。今は、『BiSHとバイバイしようぜ!!会』っていうのをやっていて、つい数日前に仙台で最後だったんです。これはファンの方と直接喋る機会が実質最後っていう意味で、その時は「最後」を一番に意識して、ファンの方と対面で話して、涙ぐんでいるメンバーもいたりして私も珍しく泣いてしまいました。でも、最後って私たちは「解散」っていう区切りがついてるから分かり易いけど、突然、日々訪れているものが出会いと別れだと思うので。最近、楽しいことが特に無い日でも、BiSHの活動を通して毎日が大切なんだなって思えるようになってきたので、一日一日が特別なんだなって思いながら過ごしたりしています。

ーライブ会場や特典会でのファンサービスなど、特に印象に残っているファンからの要求はありますか?

ライブ中、他のメンバーから「モモコのファンって黄色いよね」って言われるんですけど、全身黄色で来てくれる方が結構多いのと、やっぱりコロナ禍だと、サイリウムを持ってくるファンの方が本当に多くて、自分が歌うパートになると、私の場合は “黄色” に染めてくれるのは凄く綺麗だなって思うし、こういう景色を見れて良かったなって思います。

昨年のVIVA LA ROCKで、他のロックバンドの方々には皆さん手を振っている中で、BiSHさんのステージになった瞬間、皆さんがサイリウムを出し始めた時は「これはロックの会場なのか?!」と驚きを受けました。(インタビュアーより)

コロナ前は自分のパートになると名前を叫んでくれる方が沢山いたですけど、コロナ禍では声が出せなくなったので、それを光で表現してくれているのかなって思います。

ー昨年11月に出演していただいた早稲田祭では、BiSHさんが「チョコバナナコール」をされていたのを覚えています。(インタビュアーより)

よく覚えていらっしゃって。凄く楽しかったです。

ー2017年からAGESTOCK主催のイベントに沢山出演していただきました。最初の出演時に比べて、昨年の早稲田祭や今回の出演において心持ちの変化はありますか?

私は、毎年凄く新鮮な気持ちでやらせていただいていてAGESTOCKって学生さんが主催するイベントじゃないですか。だから、年によって学生さんが違うから、同じイベントだけど、その時の人たちによってイベントの色が違うような気がしていて。だから、大体私は初めましての気持ちなんですよね。でも、昨年出た時に、「学生でイベントをやっていましたが、今は社会人になりました!」っていう方が挨拶に来てくれて、時の流れを感じたというか、学生で頑張っていた社会人となって来て、また頑張っているんだって、音楽系で頑張っているだって。すごく時が経っているのを感じて、感慨深かったです。何か見届けられたような感じで嬉しかったですね。
学生のうちは、経験することによって人生観が結構変わったりすることがあると思うので、私たちが、主催している学生さんにも、お客さんにも、皆さんの人生に良い影響を届けられたら良いなっていうのは、より思いますね。すごく気合が入ります。学生さん達一人一人の人生がかかっていると思いながら、メンバーみんなやっていると思います。

昨年『御伽の国のみくる』や『目を合わせるということ』を出版され、楽曲の作詞も担当されていますが、どんな時、どういう場所で言葉のインスピレーションが湧きますか?

私は1回、広告のキャッチコピーを考えさせていただいたですけど、BiSHが解散するのを発表した時に、渋谷のかなり目立つスクランブル交差点に「解散パーチー始めます」みたいな解散宣言の報告、キャッチコピーを出したいから考えてって言われて。私自身沢山考えたつもりで、プロデューサーの渡辺さん(渡辺淳之介)に5個ぐらい候補を提出したんです。でもその中に良いものがなくて、全部却下されて、自分では自信があったのですごく悲しくて、悔しくて。でも「自分が考えたい」っていうのも諦められない気持ちがあって、事務所で「まだ考えさせてください」と言って、渡辺さんの力も借りながら、結局「これから、解散パーチー始めます。よろ。」に。パーチーなんですよ、チーの部分は私がおちゃらけたいっていう気持ちで考えたんですけど。その時、渡辺さんに「もっともっと考えてこいよ」って言われたです。5個で考えているつもりだったけど、「本当に考えたかっただったら100個ぐらい考えてくれば良かっただろ」って言われて、厳しいなって思ったですけど、本当にやりたいだったらここまでやるべきだったのかなと思いました。歌詞に関しては、やっぱり音ありきで私達は歌詞を書くので、その音に引っ張り出された感情をとにかく書くって感じで、その音を聞いて、その時に頭の中に見えた風景を言葉にします。人によっては、絵を描く人もいると思うですけど、私はそれを言葉に落とし込められたら良いなと思いながら書いてます

ー僕も普段、色々考える中で却下されることも多いので、きっと凄い良い視点を学べたかなって思います。(インタビュアーより)

駄目って言われても、また考え直せば良い。簡単に引き下がらなければ!

ー2023年「サラバ」したいモモコグミカンパニーの悪い癖や習慣はありますか?

夜更かし・睡眠不足。
今年は特に、夜ふかしを
しちゃっていて。一日仕事をしても、その後にまた何かしなくちゃって、多分解散が決まっているからだとは思うですけど。自分個人のために何かやらなきゃいけない「宿題」っていうのが、毎日私の場合はあって。でもBiSHの活動も、ちゃんと寝て、ちゃんと起きて、全力でやりたいし、良い事なのかもしれないですけど、ついつい自分を追い込みすぎちゃってあまり寝てないみたいな日があったりするので、もっと早く自分の宿題を終わらせてすっきりと目覚めたいです。
一言で言うと、睡眠不足ですね(笑)やっぱり寝た方が良いです。

ー最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。

私達BiSHは、色々なフェスやイベントに出させていただくことがありますけど、AGESTOCKは本当に特別で、私達の熱い部分を何かすごく引き出してくれるイベントなので、熱いBiSHを見るなら “AGESTOCK” って思ってくれたら良いなって思います。

イベント情報

AGESTOCK2023 in 国立代々木競技場 第一体育館

本当に最後!サラバBiSH!
AGESTOCK2023 in 国立代々木競技場 第一体育館 開催決定!

AGESTOCK2023 in 国立代々木競技場 第一体育館

日時:3月5日(日)
open 12:30 / start 13:30

イベント公式HPはこちら

会場:国立代々木競技場 第一体育館
〒150-0041 東京都渋谷区神南2-1-1

JAPAN SPORT COUNCIL より

交通アクセス:
JR山手線 原宿駅から徒歩5分
渋谷駅から徒歩15分

東京メトロ千代田線 明治神宮前駅から徒歩5分
代々木公園駅から徒歩10分

副都心線 明治神宮前駅から徒歩5分

有料駐車場あり

グッズ会場販売

10:00〜 販売開始(予定)

※販売時間は状況により予告なく変更になる場合がございます。
※商品は会場での販売数に限りがございますので、早めに完売する可能性もございます。予めご了承ください。

2017年からAGESTOCKのイベントに出演していただき、2022年11月には、早稲田祭のステージにて観客、スタッフ一同に感動を与えてくださったBiSHの皆さん。

このステージが、BiSHのAGESTOCKイベント最後の出演です。

プロフィール

BiSH

アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D からなる“楽器を持たないパンクバンド” BiSH。
2015年3月に結成。5月にインディーズデビュー。2016年5月avex traxよりメジャーデビュー。
以降、「オーケストラ」「プロミスザスター」「My landscape」「stereo future」等リリースを重ね、横浜アリーナや幕張メッセ展示場等でワンマンを開催し、ロックフェスにも多数出演。

“The punk band that doesn’t play any instruments” consisting of AiNA THE END, CENTCHiHiRO CHiTTiii, MOMOKO GUMi COMPANY, HASHiYASUME ATSUKO, LiNG LiNG, AYUNi D. The band was founded in March 2015, and made a major debut with Avex Trax in May 2016.

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