【電通×Age】コロナ 大学生の我慢はいつまで?

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大学生の皆さん、この1年間の大学生活は空白ですね。

新入生はサークルもあまり楽しめず、新歓気分も学祭も味わえないまま先輩となってしまいます…。

上級生もこの1年は大学で友達とキャンパスライフを楽しめず、辛いですよね。

 

今回、AGESTOCK×電通若者研究所(通称:ワカスト)がとあるニュース企画を実施しました。

「大学生が一番気になるニュース見出し」
をアンケート調査したところ

「コロナ 大学生の我慢はいつまで?」

という見出しが全体の半数を集めるほど関心を持っていることが分かりました!

今回、多くの大学生が気になっている
「コロナ 大学生の我慢はいつまで?」
という話題についてワカストが深掘りしました!!

-目次-

コロナ 大学生の我慢はいつまで?

「果たして、この状況はいつまで続くの?」
「大学生はいつまで我慢すればいの?」
多くの大学生が考えていると思います。

先日、WHOが「2年未満に収束する」という見解は示しましたね。

しかし、はっきりとした答えは大学生にはなかなかわかりません…。

今回は、ワカストなりに分析・考察をしてみました。

全国の大学生はコロナの影響どう思ってる?

今回、AGESTOCKの団員にコロナ禍の大学生活に関するアンケート調査を行い、リアルな意見を聞きました。

・コロナの影響で失った時間
・コロナの影響で増えた時間
・コロナの影響で変わっていきそうなこと

大学生の目線で、様々な声を聞くことができました。

コロナの影響で失った時間

①旅行

間違いありません。

春休みと夏休みという大学生における楽園のような期間をコロナ自粛で全て失いました。
中には夏休み後半に旅行に行っている人もいましたが、周りの目も気になり、これまでのように存分に楽しむことは難しかったのではないでしょうか?

②友達と遊ぶ

こちらも同じですね。

少人数でも「友達と会おう!」というふうになったのはここ2ヶ月くらいからちらほら見受けられました。
本当はもっとたくさん友達と遊びに行きたかったですよね…。

③飲み(食事)

人間たるもの、お酒が大好きです。
大学生も、お酒が大好きです。

しかし、居酒屋は密閉空間に多くの人が密集しやすいので、なかなか友達と会っても「飲みにいこう!」とはならなかったかもしれませんね。

学生の味方「サイゼリヤ」では、飲酒量を制限したことが話題になりました。

コロナのおかげで増えた時間

①家族との時間

これは、思わぬコロナの恩恵かもしれません。
ひとり暮らしの学生の中にも、帰省して実家で過ごしている学生が多いみたいですね。
大学生にもなると、家に帰らない日ができたり、家に帰ると家族はすでに寝ていたり、実家にいても家族と接触する機会が減りますよね

そんな中、コロナによって友達と遊ぶこともなくなり、『おうち時間』のなかで何気なく家族団欒の時間が増えたのではないかと思います。

社会人になると、独り立ちする人がさらに増えて、「家族とは年に数回しか会わない」なんてことが普通になりますから、家族と過ごせている“イマ“という時間は欠かせないものになるかもしれませんね。

②自分と向き合う時間

コロナ前の日常は、常に何かをしていたり、なかなか「本来の自分と向き合う」なんてことしなかったと思います。

しかし、コロナ自粛で忙しかった毎日にぽっかり穴が開き、ふと「これまでの自分を見直した」という大学生も多くいたみたいですね。

自分を見つめ直すことで、
今何をすべきか」が見えてくるかもしれません。

③映画、アニメを見る

「おうち時間」では新たにアニメや映画にハマった人は多いようです。
コロナ期間で、有料動画配信サービスの利用者が21.5%と大幅に増加したというニュースもありました。

家にこもって生活する中で見つけた「映画鑑賞」という娯楽にハマったことで、新たな趣味となった大学生が多いみたいです。

大学生はコロナにどう適応してる?

一連の生活の変化の中で、大学生がどんな悩みを抱え、それにどう向き合っているのかを聞いてみた結果がこちら

考える時間が増えて将来への不安などがでてきて夜眠れなくなってしまったので、できるだけ運動したり頭を動かすようにした。
ネガティブにならないように、前を向けるよう毎日音楽を聴くなどして、精神が不安定になって生活リズムが悪くならないように心がけた。
サークルはオンライン参加。就活情報を見るようになった。アラームを設定して時間を把握する。
to doリストを作った。新しい趣味を探した。

やはり、自分と向き合う時間が増えたことで、漠然と将来のことを考えたり、精神的に不安定になった大学生が多いようです。

そんな中、自分なりのリフレッシュ方法を見つけたり、実際に行動に移して一皮むけた大学生が多いみたいですね!

コロナの影響で変わりそうなことは?

①大学の講義スタイル

コロナの影響で、ほぼ全ての大学でオンライン授業が導入されたことで、新たな講義スタイルが実現しました。大人数が受講する講義などでは、コロナ収束後もオンライン授業が主流となりそうですね。

それに伴い、モノによっては特有の「ゆるさ」というものが失われたり、これからのキャンパスライフに何か変化がありそうです。

②就職活動

就職活動については、コロナの影響で不安に感じたことからか、早めに動き出した学生がとても多くなったように感じます。

私も夏前から就職活動を意識し始めました。

面接はもちろん、合同会社説明会からサマーインターンの選考会までずっとオンライン開催になったり、すでに変化が現れています。

中には2年生でもすでに就職活動を動き出している学生もいて、大学生の就活への意識というものはコロナの影響で、これまで以上に高まったように感じます。

③生活スタイル

前述の2つにも該当することですが、コロナによって様々な生活スタイルが変わりました。

飲食店など、バイト先でこれまで以上に衛生管理が徹底されたり
働き方として、リモートワークを導入した企業が増え、それが主流になった企業もあります。

一連のコロナ禍を点数で評価すると?

ここまで、コロナ禍の生活に対する大学生の様々な意見がありました。

最後に、一連のコロナ禍を
10点満点で表すと何点だったか聞いてみた結果

4.79点

大学に行けなくて同じクラスの人やサークルの友達とも会えないので寂しいが、オンラインで通話したり、家でダラダラしたりする時間があるのも悪くはないと思うから。(6点)
コロナ禍だからこそ出来たこともあったけど、出来なかったことによるショックとか、イレギュラーな就活のこと早めに考えたりストレス負担が増えたと思う。(3点)
コロナがあって嬉しいことなんてない。多くの人の気が張ってて穏やかではないから。(4点)
やっぱりコロナがなくなるに越したことはないけど、ほんの少しはありがたかった部分もあるから。(3点)

もちろん悪いこともあったが、コロナのおかげで新しい発見ができたという声もあり、まずまずの点数となりました。

コロナ禍の過ごし方、振り返ってみませんか?

これまで当たり前だった生活から一変し、限られた環境での生活が余儀なくされて、気づけば日常生活の様々な面で変化が生まれました。

一度コロナ禍を経験したからこそ以前のように戻るわけじゃなく、生活スタイルの変化や日常生活の多様化によって、様々な選択肢が増えてきそうですね。

皆さんも
コロナ禍でどのように過ごしていたか、振り返ってみてはいかがですか?