ヒコロヒー&なすなかにし&ぼなべんとぅーらイベントレポート【AGESTOCK2022 in 早稲田祭】

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11月6日、早稲田大学の会場内はゲストを今か今かと待ちわびる観客で埋め尽くされていた。
観客の目的は「AGESTOCK2022 in 早稲田祭 ヒコロヒー&なすなかにしトークショー」である。
熱気あるある会場で、賑やかな三人によるトークショーが始まろうとしていた。

オープニング

オープニングビデオが始まり、まず最初に登場したのは、”国民的地元のツレ”でお馴染みのヒコロヒーである。ヒコロヒーが登場すると、会場内の人々は大きな拍手で彼女を迎えた。真っ暗な会場で一人スポットライトに照らされ、コント「村の生贄」を披露。コント中には大きな笑いと拍手に包まれ、会場内の熱気はさらに上がった。

 

続いて登場したのは、人気お笑い芸人なすなかにしだ。二人は登場するや否や、会場内の人々を巻き込んでトークを繰り広げた。トーク後は漫才を披露し、中西はボケを連発。二人の息の合った漫才に、会場内には終始笑い声が絶えず響き渡っていた。

意外な一面が明らかに・・・

まず初めに行われたのは、『どう思われてる?イメージ調査!!』。
大学生を対象に行ったヒコロヒーとなすなかにしに関するイメージ調査の結果をランキング形式で発表。その中の空欄をお互いに予想してもらうというコーナーだ。

まず、なすなかにしのランキングがスクリーンに映し出された。

ここからヒコロヒーが空欄を予想することに。
ヒコロヒーは悩みつつも1位が「ロケ」、2位が「関西」、5位が「いとこ」と予想。

正解は、

と、1位は「ロケ」で合っていたものの、2位は「ギャグ」、5位は「自作ゲーム」と予想は外れてしまった。

この結果を受けて、なすなかにしは関西のイメージがあまりないことが意外だったと反応。
また、2位のギャグを中西が急遽披露することになり、やり始めると那須が「やるときは言うてくれよ」と割り込み、気を取り直して再度やり始めると今度はヒコロヒーが「終わる時も言ってください」と割り込んだ。三人の息のあったやりとりに会場内は大爆笑。

1位のロケに関して、MCのぼなべんとぅーらにロケで意識していることを聞かれた二人は、「二人で楽しむことを大切にしている」と回答。また、食リポでよく使うというギャグを披露し、会場は大盛り上がり。

続いて、今度はヒコロヒーのイメージランキングがスクリーンに映し出された。

このランキングを見た観客からは笑いが起こり、出された選択肢が酒、タバコ、姉貴感であったことに対して、なすなかにしは「反社の選択肢やん!」とツッコみ。

なすなかにしは1位が「酒」、2位が「タバコ」とすぐに予想。
3位の予想に悩み、観客に問いかけながら3位は「キョコロヒー」と予想した。

正解は、

と、1位を当てたものの残りを外してしまった。
正解を見てなすなかにしは、「スナックのママやん」とツッコミ。ヒコロヒーは自身のランキングを見て「姉貴感が2位なのは若い子目線なのかな」と反応。

ここで、MCからここにはないヒコロヒーの一面を聞かれると、なすなかにしは「ヒコロヒーは恋愛で振られたら泣くし、やさぐれているイメージがあるけど可愛いところもある。この前海にロケをしに行ったときに『海だー!』と叫んでた」と、ヒコロヒーの意外な一面が明かされた。

コーナーを振り返って、三人はランキングは自分達のそのままな姿であり、伝わっていてよかったとコメント。MCは、以前「大学生M-1グランプリ」でなすなかにしと同じ舞台に立ったことがあり、その時になすなかにしが出た組全員にサインをくれたと二人の優しいエピソードを披露した。

お悩み相談室

続いて行われたのは『お悩み相談室』。
このコーナーは、一般大学生と早稲田大学の学生芸人からのお悩みに三人が答えていくというもの。
最初のお悩みは『クリスマスが近いのに、一緒に過ごす相手がいなくて困っています。どうしたらいいですか?』だった。

このお悩みに、ヒコロヒーは「一人でいたらいいんじゃない?」と冷静に回答。
一方那須は「今だったらインスタライブとかしたらいいんじゃない?」とアドバイス。
「悩んでいるのが女性だったら一緒にいてあげるよ」と男前な回答をし、
それを受けてヒコロヒーも「男性の場合は私が一緒にいてあげる」と返した。
また、そもそも大学時代にクリスマスを大事にしていたかという話題になり、ヒコロヒーがそんなに大事にしていなかったと答える一方、中西が「めちゃめちゃ大事にしていた」と答えると、その意外な回答に会場全体に驚きの声が上がった。
これらを踏まえて結論を求められたヒコロヒーは、「くだらないことで悩まない!」と答えた。

続いてのお悩みは、学生芸人からの『プロの芸人になるかそれとも違う道に進むのか決断できません。芸人を志したきっかけや、いつ芸人になると決めたのか教えて欲しいです』だった。

このお悩みを受けて、なすなかにしは自分たちが芸人になったのは、「ずっと仲が良くてたまたま見た新聞に養成所募集の欄を見つけたことがきっかけだった」と回答。

一方、ヒコロヒーは、「ある時の学祭で一人ドタキャンされた代わりに出てくれというお願いを受けて、藤本美貴のモノマネをしたところをたまたま松竹芸能の人が見ていて声をかけられたことが芸人になったきっかけ」と話し、奇跡のような話に会場内は驚きの声でいっぱいになった。
また、お悩みの『違う道に進むのか決断できません』の部分に着目し、違う選択肢が出てきているなら芸人にならない方がいいと意見し、なすなかにしも共感していた。

MCから結論を求められたなすなかにしは、「違う道があったらそっちに進めばいいし、それはころころ変わっていくことなので、楽しそうな方に行くべき」と答え、お悩み相談室を締めくくった。

最後まで笑いに包まれたトークショー

最後に、観客の中からくじ引きで当たった三名に、ヒコロヒーとなすなかにしのサイン入り色紙をプレゼントするという嬉しい企画が!くじを引くたびに大きな歓声と拍手が上がり、大盛り上がり。
当選者の名前を直接書いたりしている間も、観客とコミュニケーションを取ったり、出来上がった色紙を遠回りして渡すスタッフに突っ込んだりと最後まで観客の笑いを誘っていた。

トークショーの感想を聞かれると、ヒコロヒーはトークショー中のマイクトラブルを挙げた。実は、トークショー中に那須のマイクが入らなくなるというトラブルが発生し、MCのマイクと交換するもそのマイクも入らなくなるという事件が発生していた。そのトラブルも笑いにかえフォローし、三人の息のあったトークで終始笑い声で溢れていた約1時間のトークショーは幕を閉じた。

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