【イベントレポート】おうち入学式 ×EXIT×BiSH×渡辺淳之介【前編】

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新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で、中止が相次いだ大学生生活のスタートを飾る入学式。

本イベントは、そんな新入生に「少しでも勇気を与えたい」という想いから、
オンラインで入学式を開催しようとAGESTOCK実行委員会が立ち上がり、
初のオンラインイベントが開催された。

 

ゲストには、4月21日に開催予定(延期)であった「AGESTOCK2020 in マイナビBLITZ赤坂」への出演が発表されていた「”楽器を持たないパンクバンド” BiSH」からセントチヒロ・チッチ、所属事務所WACKの代表を務める渡辺淳之介、お笑い芸人「EXIT」から兼近大樹りんたろー。の2人と豪華なメンバーを招いて開催された。

さらに、MCには昨年秋に開催されたイベント
「AGESTOCK2019 in TOKYO DOME CITY HALL」で行われた、大学1年生を対象としたミスコンテスト『フレッシュキャンパスコンテスト2019』でグランプリを受賞した中川紅葉が担当した。

 

ゲストから入学お祝いメッセージ

最初の企画では、ゲスト直々に新入生への祝辞を送った。

りんたろー。「とりあえずリモート飲みカンパーイ!」とジョークを交えつつも

「ここから始まる大学生活、いい経験なると思うし、その経験が宝になると思う。マジでガチでバチコンぶつかって、素敵な学生生活を送っていってくれればと心から思います。おめでとうございま――す!」とどこの学長よりもノリノリに話した。

兼近「中卒で学校行ってなかったのでよくわかんないんですけど、入学式とかあることにビビりました。学校生活でいろんな正義ぶつけてくる人いると思うんスよ。そんなことで悩んでるくらいなら適当に楽しんでほしいと思うので、ノリでいい出会い見つけて楽しく過ごして、そして社会出てまた適当にって。ノリで生きちゃってください!!」

チッチ「この後すごいやりづらいんですけど・・・(笑)
本当なら1人1人にお話ししたかったです。今日は画面の向こうの皆さんに伝えられることで、私も学生生活で学んだことがあって、好きなことも学びたいことも目一杯やりつくしてほしいと思ってます。迷ったときは自分を信じてあげてください。もし自分に才能がないとか悩んだときは、それを超える決意で自分らしさを見つけて、立ち向かってほしいなって思ってます。私もBiSHに入ってそういう時が来たので、力強く生きていってくれると嬉しいです。皆様にそういう時が来ることを信じて、改めてご入学おめでとうございます。会える日を楽しみにしています!」とチッチらしい熱いコメントを新入生に送った。

渡辺「入学式ということでスーツを着ていますが、下は何も履いていなくて、仕事同様自由にやらせていただいてます。僕は、とにかく皆さんに遊びつくしてほしいなって思います。学生時代もっと遊べばよかったなって思っています。学生の本分は勉強にあるといわれますが、それは学業においてだけではなく、好きなことに一杯挑戦してほしいと思います。落第だけはしないでほしいんですけど(小声) 僕の仕事の根幹が遊びまくったことにあるように思うので、ぜひ学生の皆さんも一緒に遊べたらいいなと思います。」とジョークも交えながらのコメントに、EXITもたまらず「チャラい!」と反応。

MCからは「下を見せないように本日はお願いします。」と冗談交じりに注意されていた。

終演後のツイートで写真がありましたが、本当に履いていなかったみたいだ。

新入生の悩みをゲストが解決

続いてMCから元気よくアナウンスされた本ベントのメイン企画である「新入生お悩み相談」

事前にTwitterで募集した悩みをゲストが答えるという企画。

質問が採用された6人の新入生がライブに参加し、直接各ゲストに相談をした。

『親友と芸人を目指しているけど、自分たちのキャラを固める時のコツを教えてください』

これに対してお笑い界の最前線で活躍するEXITの2人は

兼近「これ本気で答えてたほうがいいのか、茶化したほうがいいのか、どっちですか??」

というフリに、MCは「どうかまじめにお願いします」と懇願。

「どっちもぶりっ子キャラで行こうと思ったんですけど、くどいなと感じてしまって、ほかにも考えたけど没になっちゃって,,,」と悩む相談者に対し

りんたろー。「俺ら2人ともチャラ男でくどいけど、なんだかんだやっていけてるから。既視感に囚われちゃだめで、ぶりっこ漫才って誰も見たことないじゃん?そういうのを探していけば見えてくると思うから、ぜひチャレンジしてみてほしい!」と回答した。

兼近「そもそもキャラっていうのは、もともと自分の中にあるものを誇張しないと続かないって思ってます。無茶するとネタ以外のところで面白みがなくなったりしちゃうので、無理のない範囲で自分の面白いキャラクターを見つけるのがいいと思います。」と回答した。

真面目な回答にEXITにコメント欄も「圧倒的説得力」「2人ともガチで答えてるwww」とびっくり。

相談者は「凄いタメになりました!!これから相方にLINEして見つけていこうと思います。」とお礼を述べた。

『勝算はゼロだけど、高校時代から今でもずっと好きな人を諦めるべきか?』

卒業という区切りを経ても、なお何も言えず気持ちの整理がつけられないという難しい質問。

この相談にチッチ「んー、難しいですけど、大学の入学ってすごい大きな分岐点だと思っています。新しい友達もたくさんできて、もしかしたらそこで新しい出会いとか好きな人ができるんじゃないかな?って思います。もし、新しい生活が始まって、それでもその人が好きだって思ったら、当たって砕けろ!(笑)」と回答した。

さらに「自分の心の自然に任せてあげるのが一番」と回答。

コメント欄は「チッチらしい!」と称賛の嵐。

相談者は「このまま(考えすぎず)なるようになればいいかなって思いました。」と笑顔。

チッチも「がんばろ~」と後押し。

『WACKがきっかけで、大学の専攻とは違う音楽業界に興味が出てきた』

3人目の相談は、渡辺淳之介に対するもの。

大学生は人生の大きな転機。何気ない出会いが、人生を大きく変えるきっかけになるこの年頃ならではの相談。

音楽業界で数々の革命をもたらした渡辺は次のように語った。
渡辺「僕も音楽業界入ったときは、ほとんど知識なかったですよ。知識とかじゃなくて、まずは好きならそれでいいと思う。なにより一番大事なのは『モテること』。とにかくマネジメントしてる子たちを喜ばせないといいパフォーマンスができないんです。なので相手の気持ちを考えられて、モテるということが大事だと思います。なので4年間であと30人には付き合ってもらって。」とどこまでが本当なのかわからない「らしさ」を魅せる回答。

これにはまたEXITが「チャラすぎ~」と反応。

相談者は「まだ1人としか付き合ったことがないので、頑張ります。」と笑いを誘った。

さらに「1人と長く付き合うことも大切だけどね」とアドバイスをした。

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前半はここまで。
まだまだ続きます!
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